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2024.05.07
物置の下はどう整える?ブロックの役割は?
物置は、水平で強度のある場所に設置します
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。水平ではない不安定な場所だと、
扉の開閉がしにくくなったり、
物置の一部に負荷がかかるからです。
物置は、水平で強度のある場所に設置します。
水平ではない不安定な場所だと、
扉の開閉がしにくくなったり、
物置の一部に負荷がかかるからです。
物置を設置しているお宅を観察すると、
土の上にブロックを置き、
その上に物置を設置している場合もあれば、
コンクリートで整えたり、
砂利を敷いている場合もありますよね。
『土』は、最も手間が少なそうに思えます。
しかし、地面の強度が弱いと、
転圧してしっかり固めなければなりません。
『砂利』の場合、
ブロックの下に砂利があると不安定になるので、
ブロックの周囲に敷くようにします。
『コンクリート』の場合、
雨水をスムーズに流すための勾配が欠かせません。
いずれの方法でも、
水平と強度を確保できれば問題ありません。
予算や外観を考慮して選びましょう。
ところで、「なぜ直置きではなく、
ブロックを用いないといけないの?」
と思ったことはありませんか?
じつは、ブロックにはとても大切な
役割があります。
それは、『通気性の確保』です。
直置きすると、大雨が降った時に浸水するかもしれません。
地面からの湿気を受け続けるので、
物置はサビやすくなります。
物置内の湿度も高くなるので、
収納物が劣化しやすくなります。
「必要なのは理解したけど見た目が…」
という場合、レンガで隠すなどの
工夫をするといいですよ。
ただし、通気性は確保できるように
しておきましょう。
なお、ブロックのデザインにはいくつかの種類があります。
物置の大きさによってブロックの数は決められていますが、
デザインはお好みのものを選べるので、
こだわりがある場合は業者に相談しましょう。
物置は転倒防止のためにアンカー工事で固定します。
そのため、一度設置すると簡単には移動できません。
(固定しないと、重い物置でも強風によって
転倒する恐れがあるからです)
近所のお宅の物置を観察したり、
自宅の窓から見える様子を想像して、
最も満足度の高い方法を選びたいですね。