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2024.04.12
住宅ローン返済期間は1年単位で設定できます
住宅ローンを借りる時、返済期間を決めるのは難しいですよね
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。返済期間を長くすれば毎月の返済額を減らせます。
しかし、返済期間が長くなるほど利息が増えるので、
総返済額も増えます。
かといって、総返済額を減らすために返済期間を短くすると、
返済に追われて新居での暮らしを楽しめなくなりそうですよね…。
ところで、住宅ローン利用者が選んでいる
返済期間はどれくらいなのでしょう。
国土交通省 住宅局の
『令和3年度 住宅市場動向調査報告書』によると、
「35年以上」の返済期間を選んだ方が
全体の72.5%を占めており、
次に多いのが「20~35年未満」(22.1%)となっています。
契約後に返済期間を
延長することも可能ですが、
最初に長めに設定しておいた方が
手間も省けますし、最も多くの方が
利用している期間ということも、
安心材料になっているのかもしれませんね。
そういえば、
返済期間を1年単位で設定できることをご存知ですか?
例えば、2500万円を金利2.5%の全期間固定型で返済する場合、
・返済期間35年・・・毎月:89,373円 総返済額:約3,754万円
・返済期間34年・・・毎月:91,021円 総返済額:約3,714万円
となります。
このように、返済期間を1年短くすると、
毎月の返済額は1,648円増えますが、
総返済額は約40万円も減らせるんです。
定年退職時までに住宅ローンを完済すると、
退職後の不安を減らせます。
銀行によっては、
41年単位より短い期間を選ぶこともできます。
さまざまな期間でシミュレーションして、
最適な返済期間を探しましょう。