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2024.04.08
夏までに増えたダニを一掃しましょう
気温20~30℃で湿度60~80%になると、ダニは一気に繁殖します
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そのため、繁殖時期となる5~7月になる前に、
室内にいるダニをできるだけ
減らしておく必要があります。
7~9月は、ダニに刺される被害が増加します。
その理由は、人を刺すツメダニが、
自分より小さい種類のダニを捕食して、
さらに繁殖するからです。
ダニに刺されると、
赤くなるし痒くなるしで大変ですよね。
刺されなくても、
空気中に舞うダニの死骸やフンを吸って、
アレルギー症状が現れることもあります。
そんな被害を防ぐため、
まずは掃除の仕方を見直しましょう。
フロアシートで掃除してから
掃除機をかけると、
ホコリが舞い上がるのを防げます。
じゅうたんやカーペットは、
表も裏も掃除機をかけましょう。
使用後の掃除機は、
洗えるパーツは小まめに洗いましょう。
ごみは小まめに捨て、
フィルターを清潔にすると吸引力を保てます。
次に気を付けたいのが『布団』です。
布団は、人の汗と体温でダニに快適な環境で、
髪や老廃物などのエサも豊富です。
そのため、冬でもダニ被害が発生することがあります。
対策として、
・週に一度はシーツを交換する
・スチームアイロンや布団乾燥機でダニを死滅させる
・布団用掃除機でダニやフンを除去する
・コインランドリーなどの布団用洗濯乾燥機でダニやフンを除去する
・天日干しをする
などの方法があります。
ところで、この『天日干し』には、
ちょっとしたコツがあります。
朝から夕方まで布団を
干しているお宅も見かけますが、
素材に合わせて干し方を
変えなければなりません。
たとえば、羽毛布団や真綿布団は、
デリケートなので日差しが強すぎると傷んでしまいます。
そのため、風通しの良い日陰で、
両面を2~3時間ずつ干しましょう。
一方、湿気が籠りやすく凹みやすい木綿わた布団は、
直射日光に当てて湿気を取って、
かさ高を取り戻します。
かさ高が戻らない場合は、
丸一日干すなどの方法もあります。
どの布団もそうですが、
叩くと表面の汚れが中に入り込んでしまいます。
布団用ブラシなどで優しく表面を撫でて、
汚れを払い落しましょう。
部屋に取り込んでから掃除機をかけると、
払い落しきれなかった
ダニやフンを除去できます。
その後は、こもった熱が冷めてから収納しましょう。
夏までに増えたダニを一掃して、
気持ち良く新年を迎えたいですね。