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2024.04.01
繰り上げ返済について知っておきたい事
繰り上げ返済は、1円から1円単位でいつでも返済可能な場合もありますが、
フラット35のような決まり事があるなど、
金融機関によって異なります
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そこで今日は、繰り上げ返済について
知っておきたいことについてお話しします。
■手数料の有無や金額が異なる
繰り上げ返済の事務手数料は、
金融機関によって異なります。
同じ金融機関でも、
「窓口は有料だがインターネット経由なら無料」
というように、金額が異なる場合もあります。
手数料は無料から数万円までと幅があるので、
積極的に繰り上げ返済をする予定なら、
無料~数千円の金融機関を
選ぶと良いでしょう。
■どちらを減らす?
繰り上げ返済の際、
・期間短縮型(返済期間を短縮する)
・返済額軽減型(返済期間は変えず、月々の返済額を減らす)
のいずれかを選べます。
その都度選べるので、状況に合う方を選びたいですね。
■住宅ローン減税か繰り上げ返済か
住宅ローン減税が適用される期間は、
積極的に繰り上げ返済をしない方が
お得という考え方があります。
しかし、繰り上げ返済する時期や金額によっては、
減らせる利息が減税額よりお得になる場合もあります。
試算をして、よりお得な方法を確認しましょう。
■何月がお得?
住宅ローン減税は、
年末のローン残高に適用されます。
そのため、月別で見ると、
最も恩恵を活かせるのは1月となります。
冬のボーナスを返済にまわすなら、1月まで待った方がお得です。
■必要な貯蓄は確保する
少しでも借入残高を減らしたいからと
繰り上げ返済しすぎると、
子どもの教育費や突発的な支出に
対応できなくなる恐れがあります。
・子どもの進学用の積み立て
・生活に必要な貯蓄
・外壁塗装など、今後予想される支出
などの貯蓄は確保し、
無理の無い繰り上げ返済をしましょう。