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2024.03.15
施工業者との繋がりは、引き渡し後も大切に
国土交通省の「平成30年 住生活総合調査結果」によると、
今後住み替える意向の有無にかかわらず、
持ち家の点検の依頼先で最も多かったのは『現住宅の施工業者』で、
次に多かったのは『入居後に自身で探した業者』でした
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。
そして、『現住宅の施工業者』より
さらに多かった回答が
『点検していない』でした。
これらの回答を見ると、
「点検していない人や自身で業者を探した人は、
施工業者との信頼関係が無くなったのではないだろうか」
と思いませんか?
信頼関係が無くなった理由には、
・施工中のトラブルへの対応に問題があった
・施工業者の能力が予想より低かった
・引き渡し後のアフターサービスが十分でない
など、さまざまな不満が考えられます。
一生懸命に業者選びをしたのに、
信頼関係が無くなるのは悲しいですね…。
業者の中には、
引き渡しを『スタート』と捉えて、
アフターサービスや引き渡し後の
繋がりを重視する業者がいます。
引き渡しを『ゴール』だと捉えて、
アフターサービスは最低限に抑え、
次の顧客発掘に勤しむ業者もいます。
ということは、
末永く良い関係を維持するには、
「施主と共に家を守り続けるため、
引き渡し後も繋がりを
大切にします!」
と有言実行する業者を選ぶことが
最低条件と言えるのでは
ないでしょうか。
自然災害などで住宅が被害を受けた方が、
「施工業者に連絡したら、すぐに対応してくれた」
「施工業者と付き合いが無いから、
別の業者を確保するのが大変だった」
と話しているのをニュースなどで
耳にしたことはありませんか?
自然災害時の対応以外にも、
施工業者との付き合いには、
・無料点検やリフォームなどの訪問営業を受けた時、ほう
施工業者に相談してトラブルを回避できる
・家のことを良く知っているので、相談や質問をしやすい
・ほかの業者が手を加えていないため、責任の所在が明確である
といったメリットがあります。
あなたが業者を選ぶ時、
性能やデザイン、
価格や評判など、
気になる項目は
たくさんあるでしょうが、
引き渡し後の繋がりについても、
ぜひチェックしてください。
OBさん宅の見学会も参考になりますよ。