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2024.02.23
防災を意識した家づくり
9月1日は防災の日です
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。
昨年も、防災に関するイベントが
全国各地で開催されましたね。
防災の日は、関東大震災をきっかけに制定されました。
ちなみに、昨年は関東大震災から
100年となる節目の年です。
最近は、台風や地震などの
自然災害の他、猛暑による被害も
増えています。
そのため、防災を意識した家づくりに
関心を持つ方も増えているとか。
自然災害が発生するリスクは
地域や環境によって異なりますが、
「ゼロ」と言い切れる場所はどこにもありません。
となると、新居にも対策を施したいですね。
■避けたい土地
・地盤が弱い土地
・河川の氾濫や津波の被害が想定されている地域
・土砂災害(土石流やがけ崩れなど)のリスクが大きい地域
・地震が発生するリスクが大きい活断層周辺
・液状化が発生しやすい埋め立て地や砂地盤
・周囲からの水が溜まりやすい低地
ハザードマップで調べると、
ある程度のリスクを把握できます。
土地選びの際は、必ず確認しましょう。
■災害に強い建物
・凹凸が少ないシンプルな構造・・・地震の揺れを均等に分散できる
・耐震性能や免震性能が高い・・・倒壊リスクを減らせる
・気密性や断熱性が高い・・・猛暑による熱中症のリスクを減らせる
・太陽光発電システムや蓄電池・・・停電時も電気を使用できる
・エコキュート・・・断水時に数百リットルの水を確保できる(飲料不可)
・雨戸・・・風圧や飛来物から窓を守れるほか、断熱にも役立つ
■建物の中も一工夫
・造作家具以外の家具は固定する
・落下物や転倒物が少ない部屋を確保する
・取り出せないリスクを考慮し、
非常用品は複数個所に保管する
・非常食や飲料の品質を保つため、
直射日光を避け、
高温多湿になりにくい場所に
収納スペースを設ける
・避難を妨げる恐れがあるため、
避難経路上に重たい照明器具を設置しない
・雨戸が無い窓には、厚めのカーテンを設置する
・玄関には、
避難を妨げる恐れがあるものを置かない
(水槽や大きめの家具など)