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2024.02.16
電力会社を装った詐欺に注意しましょう
このところ、電気料金の高騰が続いていますね
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。
その状況を利用して、
「高齢者が住んでいるご家庭は
電気料金を割引できます」
「ご家族に合う料金プランを提案したい」
などのトークで家族構成や在宅時間などを
聞き出そうとしたり、
「お宅に伺って詳しい説明をしたい」
と訪問しようとする電話が増えているそうです。
また、
「電気料金の未納を告げる音声ガイダンスが流れた。
ガイダンスに従って
プッシュボタンを操作したところ、
電力会社を名乗る人物から
個人情報を聞き出されそうになった」
という事例も発生しています。
電力会社は、
電話や訪問による
セールスはしません。
未納すると、
自宅に請求書が届きます。
督促状や送電停止の通知も郵送のみで、
電話案内はしません。
電力会社の社員が、
自宅まで集金に来ることもありません。
ですから、
もしこのような案内を受けた時は、
・不審に感じた時点で電話を切る
・最寄りの警察に届け出る
・個人情報を明かさない
などの対応をしましょう。
さて、電話案内のように、
相手方から接触してくる詐欺は
わかりやすいのですが、
ネット上にも危険が潜んでいます。
それは、
『類似サイト』です。
類似サイトは、
「〇〇電力」の「力」を、
カタカナの「カ」にするなど、
本物と判別しにくい状態に
仕上げられています。
過去に、
東京電力を騙った偽サイトでは、
・住所・氏名・メールアドレスなどの個人情報
・クレジットカード情報
・ログインIDとパスワード
などを入力させるよう
誘導していました。
経産省の電力・ガス取引監視等委員会が
ホームページ上で注意喚起してからは、
検索結果の上位に
表示されなくなったそうですが、
このような詐欺は
繰り返し発生する恐れがあります。
契約先の変更や
各種手続きを行う際は、
サイトのURLや内容を確認して
被害を防ぎましょう。
電力会社を騙ったメールが届いた時は、
メール内の『リンク先』をクリックせず、
公式サイトにアクセスし、
マイページで確認しましょう。