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2024.02.07
自宅の雨漏りリスクを減らすには
毎年、気温が高くなると雨による被害が発生しています
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。
自宅の被害を防ぐには、
冠水被害が想定される土地を避け、
雨漏りのリスクが
少ない家づくりをすることが大切です。
新築時の注意点は以下の通りです。
■屋根
・雨水侵入のリスクが高い『継ぎ目』を減らすため、複雑な形状の屋根は避ける
・雨水が流れやすい形状にする
■雨どい
・雪・落ち葉・巣作りが心配な場所は『落ち葉避けネット』を設置する
■外壁
・凹凸が多いデザインにするなら、防水・排水対策は万全にする
・継ぎ目からの雨水侵入を防ぐため『軒』を設ける
入居後にも注意したいことがあります。
■屋根
足場を組まない時は、ドローンや高所カメラで、
・釘が浮いたり、錆が発生していないか
・瓦にひびや割れは無いか
などを点検する
■雨どい
・詰まり・ひび割れなどを見つけたら、すぐに対応する
・外壁塗装などで足場を組んだ時は、雨どい点検も依頼する
■外壁
・クラック(ひび割れ)・欠け・剥がれなどを見つけたら、すぐに補修する
・雨天後、窓枠周辺の乾きが遅い時や変色がある場合は、すぐに点検を依頼する
・防水性を保つため、10~15年毎にメンテナンスする
入居後に太陽光発電システムを後付けすると、
耐荷重オーバーのために屋根を傷めたり、
施工不良が原因で雨漏りすることがあります。
一方、新築時に設置すると、
強度や方角を意識した設計ができるだけでなく、
雨漏りしても、
責任の所在が明確なので不安を軽減できます。
住宅ローンには、太陽光発電システムの費用も組み込めます。
いずれ設置したいと考えているなら、
新築時に設置できないか検討してみてはいかがでしょうか。