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2024.01.26
庭の雑草対策を早めに行った方が良い理由とは?
体調を崩しかねないほどの
暑い日が続いていますね。
人間にとっては大迷惑ですが、
雑草は大歓迎しているようです。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。
スタッフも、早朝に草むしりをしたり、
快晴が続く日を狙って除草剤を撒いて、
雑草と戦い続けているとか。
そこで今日は、
雑草との格闘を最小限に抑えるために、
引き渡し後、
早めに行った方が良い対策についてお話しします。
■雑草が生える理由
あなたは、
『売れ残っている分譲地には雑草が無いのに、隣の新築住宅の庭は雑草だらけ』
という光景を見たことがありませんか?
その土地に元から存在していた
雑草以外の種類は、
新たな種を
持ち込まない限り生えません。
種は、タンポポのように風に乗るために
綿毛を成長させるものもありますが、
鳥のフンに混じったり、
靴の裏やタイヤに付着するなどのように、
他者の移動を利用して
庭にやって来ます。
■早めに行った方が良い理由
人の活動や天候によって、
庭には徐々に
凹凸が増えていきます。
また、引き渡しから時間が経つほど、
雑草の種が
庭に届く機会が増えます。
雑草対策の方法によっては、
凹凸を無くすために整地することがあります。
引き渡し後、早めに雑草対策を行うと、
整地の手間や費用を
軽減できるだけでなく、
種が庭に届く機会を
減らすこともできます。
根が強い雑草は、
何度草むしりをしても成長を繰り返します。
草むしりの手間を苦痛に感じるなら、
引き渡し後、できるだけ早く対策した方が良いでしょう。
■とりあえず何とかしたいなら
雑草対策を万全にしたくても、
予算や時間の都合で
『とりあえず』の対策しかできないことがあります。
そんな時、
あまりお勧めしたくない方法は
『砂利』です。
砂利には『比較的割安で自力でも敷ける』
というメリットはあります。
しかし、砂利の厚さが
不十分だと雑草は繁殖します。
しかも、砂利を自力で
除去するのは想像以上に大変ですし、
自治体によってはごみ収集の対象外になる場合があります。
ですから、いずれ除去する前提で
砂利を敷くなら、
砂利対応の丈夫な防草シートを
敷きましょう。
そうすれば、土を掘り返して砂利を取り出す手間を省けます。
砂利以外で
簡単に除去できる方法で
対策をしたいなら、
防草シート付の人工芝が便利です。
不要になったら、
不燃ごみや粗大ごみとして処分できます。
■抜く? 枯らす?
根が強い雑草は、
草むしりの後に根が少しでも残っていると、
何事も無かったかのように成長します。
草むしりの振動で種が落下して成長することもあります。
そんな姿を見ると、
「暑さと蚊で大変な中、あんなに頑張ったのに…」
とガックリとなりますよね。
抜くより枯らす方法が
適している雑草や、
背が低くて抜きにくい雑草は、
抜かずに除草剤を撒きましょう。
液状タイプの除草剤は、
散布状況がわかりやすくて便利ですが、
再び雑草が生えやすいですよね。
しかし、枯らした後に粒状タイプや
ハイブリッドタイプの除草剤を撒けば、
新たな雑草が生えるのを防げます。
二度撒く手間を省きつつ
効果を長持ちさせたいなら
粒状タイプかハイブリッドタイプが
良いでしょう。