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2024.01.22
家族の生活パターンや現在の住まいの不便な点を書き出しましょう
間取りについて担当者と話し合う前に、
ぜひ実践してほしいことがあります。
それは、『家族の生活パターンや、
現在の住まいの不便な点を
記録すること』です。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。
たとえば、
・食事・起床・入浴・就寝の時間
・夕食後の過ごし方
・休日の過ごし方
を記録すると、
過ごし方に適した
部屋の広さや数がわかります。
また、現在の住まいでの
「毎朝、トイレが混雑する」
「家族が入浴している間は洗面所を使えない」
といった不便な点がわかれば、
新居のトイレを増やしたり、
洗面所と脱衣所を分離させる
などの対策も検討できます。
ところでお宅には、
来客がどのくらいの頻度で訪れますか?
来客をもてなす場所はどこですか?
新築する際、
「来客用に一部屋確保すべき?」
と悩む方は少なくありません。
しかし、頻度が少なく、
リビングだけで対応できるなら、
新居に客間が無くても
何とかなりそうです。
近くに宿泊施設があるなら、
そちらを利用してもらえば良いですし…。
来客に宿泊されるのがイヤで、
あえて客間を設けない方もいます。
洗面所を見られるのがイヤで、
玄関に手洗い場を設ける方もいます。
暮らし方に合う家づくりができる機会は
滅多にありません。
家族全員分の生活パターンを
記録するのは大変かもしれませんが、
要望の優先順位を
考えやすくなりますし、
担当者への説明も
ラクになりますよ。