-
2024.01.19
本業以外の収入を得る予定なら
家づくりの為、
家計を見直して無駄な支出を減らすのは大切なことです
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。とはいえ、支出を減らすより収入を増やす方が
手っ取り早いと思う方もいることでしょう。
家づくりをきっかけに専業主婦がパートを始めたり、
本業を持つ方が本業以外の収入を
得ようとするケースは多いものです。
ただ、収入が増えたことで
生じる義務もあります。
そこで今日は、
本業以外の収入を得た場合の注意点についてお話しします。
■ダブルワーク
仕事を掛け持ちする場合、本業の勤務先で年末調整を行い、
二つ目の勤務先の給与については自分で確定申告を行います。
年末を待たずに退職すると、
年末調整を受けられないので自分で確定申告を行います。
■持ち物の売却による収入
最近は、ネットや店舗などで気軽に売買できるので、
不用品をこまめに売却する方が増えているとか。
貴金属や宝石、書画、骨とうなど、
1個または1組の価額が
30万円を超えるものの
譲渡による所得は、
所得税が発生するので
確定申告が必要です。
一方、家具、書籍、家電、自動車、衣服などの
『生活に通常必要な動産』の
譲渡による所得は、
所得税の対象外なので
確定申告は不要です。
ただし、生活用品の譲渡が目的ではなく、
オークションや転売により
利益を上げることが目的だった場合、
その取引内容によっては
課税対象になることがあります。
確定申告が必要かわからない時は、
税務署に問い合わせましょう。
■ハンドメイド、アフィリエイトなど
本業で収入を得ている方が、
自宅で作ったハンドメイド作品をネットや店舗で販売したり、
アフィリエイトや転売などで収入を得た場合、
材料費などの必要経費を差し引いた金額が
『20万円』を超えたら
確定申告が必要です。
専業主婦の方が内職やバイトなどで
収入を得た場合、
材料費などの必要経費を差し引いた金額が
『48万円』を超えたら
確定申告が必要です。
■領収書は大切に保管しましょう
本人が必要経費だと判断していても、
税務署が必要でないと
判断する場合があります。
そのため、経費の領収書は
大切に保管しましょう。
自宅で仕事すると、
全額ではありませんが
電気代も経費の対象になります。
そのほかの領収書についても、
「これも経費の対象になりそうだけど…」
と迷ったら、取り合えず保管して、
時間がある時に調べるといいですよ。