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2023.12.22
予算内で家づくりをするために
家づくりの要望を
全て叶えようとすると、
予算オーバーする恐れがあります
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そこで今日は、
予算内で家づくりをするために
気を付けたいことについてお話しします。
■土地
軟弱な土地は、
地盤を改良するために
数十~数百万円の費用が
発生することがあります。
また、
相場より坪単価が安い土地は、
造成しなければ
新築できない土地だったり、
ライフラインが整備されていないなどの理由で、
購入後に思いがけない費用が
発生することがあります。
土地選びの際は、
地盤の状態や土地の
整備状況をチェックして、
購入後の費用負担を
計画の範囲内に抑えましょう。
■建物
形や外観をシンプルにして、
間仕切りや床面積を少なくすると、
予算を最小限に抑えられます。
しかし、
あれもこれも我慢しては、
せっかくの家づくりを楽しめません。
「個室は最小限で構わないが、
家族でくつろぐリビングには妥協しない」
「広さは今の住まい程度までなら狭めても良いが、
健康と安全は最優先で」
などのように、
優先順位を決めて
予算オーバーを防ぎましょう。
■設備
キッチンやユニットバス、
トイレなどの設備の耐用年数は、
10~20年ほどです。
耐用年数と費用のバランスを考え、
必要不可欠な性能を持つ設備を選びましょう。
■借入可能額+無理な頭金=後悔
余裕のある返済をするには、
『返済可能額』で
予算を組むのが理想です。
しかし、金融機関は、
「この金額までなら貸せますよ
(=これ以上は貸しませんよ)」
という借入可能額を提示します。
すると、
「予算を超えても、
借入可能額までなら貸してもらえる。
頭金を増やせば、
手持ち資金は減るけど予算を増やせる!」と、
予算を限界まで増やしたい
という誘惑にかられることも…。
その結果、
住宅ローンの返済に追われて
入居後の家計が厳しくなったり、
夫婦喧嘩が増えて新居での生活を
楽しめなくなったなど、
後悔する声は少なくありません。
予算内で創意工夫をして、
ゆとりある生活を
楽しみたいですね。