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2023.12.08
建物代の支払時期と割合
土地を購入して新築する時、
土地代は一括払いが一般的ですが、
建物代は分割して支払います
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そこで今日は、
建物代を支払う時期と
割合についてお話しします。
■時期
一般的な支払時期と回数は、
「建築請負契約時」「着工時」
「上棟時」「引き渡し時」
の4回です。
ただし、業者によっては
「申込時」や「材料発注時」まで
回数を分けたり、
「着工時」「上棟時」「引き渡し時」の
3回にまとめることもあります。
■割合
4回に分ける場合、契約時に10%、
着工時・上棟時・引き渡し時に
30%ずつに分けるのが一般的ですが、
施主との話し合いによって
割合を変更する場合もあります。
追加工事の費用は
引き渡し時に清算しますが、
工事内容によっては
その都度支払う場合もあります。
追加工事を依頼する前に、
支払いについて確認しましょう。
■注意点
正式に住宅ローンを
利用できるのは、
抵当権設定登記を終えてからです。
それまでの支払いは、
手持ち資金やつなぎ融資で
対応します。
現金が必要な支払いもあるので、
業者に確認しましょう。
そういえば、先日、
「債務超過で住宅の建築も
引き渡しもできないにもかかわらず、
女性に契約金を振り込ませた」
という事件が報道されていましたね。
それ以外にも、
「契約時に請求通り支払ったのに、
着工前に音信不通になった」
「着工前に多額を請求された挙句、
経営破綻された」
など、住宅に関するトラブルは
多いものです。
回数や割合について
疑問や不安を抱いた時は、
住まいるダイヤルなどの
専門機関に相談しましょう。