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2023.12.01
坪単価の計算方法と注意点
業者の価格帯を調べる方法の一つに
「坪単価」があります
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。「坪単価」とは、
1坪(約3.3平方メートル)
当たりの建築費のことです。
この計算方法は業者によって異なるため、
坪単価を安く見せたい
業者の罠にはまると、
思わぬトラブルに
巻き込まれることがあります…。
■計算方法
「本体価格」を
「延べ床面積(坪数)」で
割ったものが
「坪単価」です。
例えば、
本体価格が2千万円で
延べ床面積が40坪なら、
坪単価は50万円となります。
ちなみに、
「延べ床面積」とは、
建物の各階の床面積の合計のことです。
吹き抜け・玄関ポーチ・
ベランダなどは含まれません。
■注意点
新築するには、
建物本体の工事費のほか、
別途工事費や諸費用が発生します。
それらの総費用を
「本体価格」として計算すると、
坪単価は高くなります。
一方、
「本体価格」を本体工事費だけにして、
延べ床面積にベランダや
玄関ポーチなども加えれば、
坪単価をより
安く見せることができます。
そのため、
坪単価を比べる時は、
その計算方法まで
チェックすることが大切です。
■同じ業者でも…
同じ業者でも、
間取りや外観、
性能などのプランが異なれば
坪単価にも差が出ます。
また、
延べ床面積が小さくなるほど
坪単価は高くなります。
なぜなら、
床面積が減っても、
キッチンや浴室、
トイレなどの住宅設備の必要数、
運搬費、施工費が減ることはないからです。