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2023.11.15
中古家電を購入する前に確認したいこと
中古家電の需要は年々増加しており、
2,021年度の市場規模は、
約2兆7千億円だったそうです
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。実際、
近所の家電量販店でも、
リユース家電の売り場が
どんどん広がっており、
その需要の多さを実感しています。
新品より安価で
購入できるのが
魅力の中古家電ですが、
価格だけで選ぶと、
事故や故障で
後悔することがあります。
では、
どのようなことを
確認すればよいのでしょう。
■取説・保証の有無
取り扱い説明書が無いと、
正しい使用方法や
注意点がわかりません。
また、
購入後に正しく
動作しないことが分かっても、
保証が無い場合は
泣き寝入りするしかありません。
・メーカーの保証は受けられるか
・リサイクルショップなど、
売り手側からの返金保証はあるか
などを確認しましょう。
■リコール対象製品か
消費者庁のリコール情報サイトで
購入を検討している
家電のキーワードを入力すると、
リコール情報が表示されます。
部品を交換すれば
問題なく使える場合もありますが、
中には
「重大製品事故のため回収又は交換」
という家電もあります。
いずれにせよ、
リコール対象製品には
事故や動作不良の
リスクがあります。
購入は避けた方が
良いでしょう。
■修理や改造をしてないか
所有者が修理や改造を行った製品は、
事故や故障のリスクが高いものです。
ネット売買など、
実物を直接確認できない方法で
購入する際は、
特に注意しましょう。
■年式
中古家電には、
ニオイ・キズ・汚れが
あるかもしれません。
溜まったホコリが原因で
火災が発生したという
事例があるので注意しましょう。
なお、
家電の耐用年数は
5~10年ほど
しかありません。
あと何年使えるか計算し、
その価格で購入する
価値があるか
見極めましょう。
製品評価技術基盤機構
(NITE)によると、
中古品による事故は、
2,021年度までの
5年間に279件発生しており、
そのうち約8割が
火災の原因になっているそうです。
購入の際は、
安全に使える製品か
慎重に確認しましょう。
ガス器具やエアコンを購入した際は、
有資格者や専門業者に
設置を依頼しましょう。