-
2023.09.25
水回りのトラブルは、応急処置をすれば落ち着いて業者を選べます
「トイレの水が止まらない!」
「キッチンの排水管が詰まって水を流せない!」
などのように、水回りのトラブルは、
ある日突然発生します
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。この時、「とりあえず止水栓を閉じて、
自力で解決できる方法を調べよう」
「ラバーカップで詰まりを
解消できるか試してみよう」
と冷静に行動できる方もいれば、
「修理業者に任せた方が安心」
と、すぐに業者を探す人もいます。
確かに、信頼できる業者はいます。
一方で、安さをアピールした
ネット広告が原因で
トラブルになる事例が増えており、
国民生活センターや自治体には
多くの相談が寄せられています。
■事例
・パッキン交換などの簡単な修理で済むのに、
水栓交換などの不要な工事を勧められた
・工事前に費用を提示せず、
修理後に高額な代金を請求された
・出張費や深夜料金など、
事前に説明の無かった費用を上乗せされた
・電話で確認した概算費用と
調査後の見積もり費用に大きな差があった
・「急いで修理しないと大変なことになる」
と急かされ、
他の業者と比較検討できなかった
■対策
・止水栓の閉め方や詰まりを
解消する方法などを覚えておく
・事前に一般的な相場を調べておく
・ネット広告の金額をうのみにしない
・水道局指定給水装置工事事業者に依頼する
・依頼時に、
キャンセル料金の有無や金額を確認する
・作業前に費用や工事内容を確認する
・部品交換などの勧めに
納得できない場合、
応急措置のみ依頼する
・不要な工事を勧められたら毅然と断る
・請求額に納得できない時はその場で支払わず、
消費者ホットラインなどに相談する
ちなみに、
止水栓の閉め方は
ネット上で確認できます。
自宅で使っているメーカーの
ホームページなどで、
手順や必要とする器具
(マイナスドライバーなど)を
確認しておきましょう。
次に、『詰まり』についてですが、
ラバーカップで対応するなら、
排水口を塞げる大きさのものを
備えておきましょう。
なお、液体のパイプクリーナーや
ワイヤーブラシで定期的に掃除すれば、
詰まりを予防できます。
もちろん、
詰まりの解消にも使えます。
シャワーなどに使用されている
パッキンの耐用年数は
10年が目安とされています。
「そろそろ危ないかな?」
と思ったら、
水漏れする前に
自分で交換するのもいいですね。