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2023.09.18
色によるトラブルを防ぐために
通販で注文した商品が届いた時、
紹介画像と実物との
色の違いに驚いたことはありませんか?
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そんな時、
返品交換に応じてくれるお店もありますが、
『イメージの違いによる返品交換費用は購入者負担』
とするケースも多く、
勉強代として泣き寝入りする方もいます。
このようなトラブルは、
家づくりでも発生することがあるんです…。
■面積効果
面積効果とは、
面積の大きさによって
色の見え方が変わる
効果のことです。
そのため、
小さなサンプルから選ぶと、
「想像していたのと違う」
「こんなはずじゃなかった」
と後悔することがあります。
小さなサンプルの色は、
面積が大きくなるほど
強調して見えます。
・明るい色を選ぶ時は、気に入った色より少し暗めの色を
・暗い色を選ぶ時は、気に入った色より少し明るめの色を
という感じで選ぶと、
イメージと仕上がりの差異を減らせます。
■光源
外壁の色やデザインを選ぶ時は、
屋外でサンプルを見ましょう。
天気や時間帯によっても見え方が変わるので、
一度の打ち合せで決めるのでは無く、
天気や時間帯を変えて
何度かチェックした方が良いでしょう。
また、
壁紙の色やデザインも
照明によって見え方が変わります。
・リビングはシーリングライトで全体を明るく
・ダイニングはペンダントライトで落ち着いた雰囲気に
などの照明計画があるなら、
その照明の下で
サンプルがどのように見えるか確かめましょう。
■普段から観察を
イメージを言葉で伝えるのは
難しいものです。
より伝えやすくするために、
外出先で気に入った
外壁や壁紙を見つけたら撮影し、
天気や時間帯、
照明の様子をメモしておきましょう。
(撮影許可を得た場合に限ります)
撮影を重ねると好みの傾向が
明確になります。
気づかなかった自分を
発見できるかもしれません。