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2015.08.13
自然素材と自然エネルギー
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。連日の猛暑、実はこれも自然エネルギー。
建築現場では熱い男達がこの暑さに負けず思う存分
技術を振る舞い丁寧な家づくりをしています。色んな場面で、職人さんは凄いなと
感心します。当然、仕上げの素晴らしさだったり、
現場から伝わる強い精神力だったり。どう伝えていいのか良い言葉が浮かばないけど
一言で言うなら「責任感、プライドを感じる。」
僕が、監督になりたての頃は、先輩職人達は段取りについて非常に厳しかった。
今思えば限られた時間、
作業時間は限られているのだから時間を有効に使いたい。
家づくりには、大工さんや左官さん外にも業種別の職人さん達が
家づくりに関わる。それをまとめるのが現場監督なのである。教科書を見れば現場がわかる?
何ていう家づくりは関わっていないし
今思えば 現場の多くは厳しい職人さん達に教わりました。実践的に何を大切にしているのか?
「段取り=時間」
どの業種の親方もこの段取りと時間を大切にしていました。
この段取りをどうとらえるか?
要領良くと言うには軽すぎるし僕は工夫と思うのです。
サイトウホームの家づくりは工場生産とは違い
殆どが現場での作業になります。その念頭には「丁寧な家づくりをしたい。」
現場が散らかってると作業効率も下がるし、危ない、
何よりも気ががっかりして残念です。
丁寧な家づくりは気持ちも大切にしています。今さらですが、現場を綺麗にするというのは、作業効率を
良くする「工夫」なのです。8月の現場仕事はとにかく暑い。少しでも仕事をしやすく
日陰を作ったり風通しを良くしたりできるだけ暑くならないようにする工夫をします。時には台風が近づくと養生をしたり
逆に養生ネットを外したりこれも「建築現場で自然から家づくりを守る工夫」
なのです。実はお客さんが住まわれる前から「工夫」はされているのです。
サイトウホームの家づくりは「工夫」といつも一緒です。そして引き渡し後は
「自然エネルギーを味方にする家」
となるのです。どういう事かと言うと明るさを考え
なるべく1つの部屋に2面以上窓を設け、窓の位置も考え高窓を利用します。つまり高い位置に窓を設けた方が床面の明るさは均一化するからです。
吹抜けも多いですね。理由はカッコイイだけではありません。
それは、導光のためです。吹抜けは奥まで光を導くからです。窓を開けると風通しが良く気持ちいい。これも自然のエネルギーですね。
エアコンばかりに頼らず、すだれを付けたり植栽を植えたりと
昔から工夫って沢山あったんですね。でも室内が合板フロアーやビニールクロスでは快適さを感じ取れませんね。
今ではこういった家づくりをパッシブデザインというようです。
でも、いくらパッシブでも新建材ばかりではタダの流行りに
過ぎません。僕は思う。素材にこだわってこそではいかなと。
昔ながらの工夫と昔の本物の素材、
自然素材の家づくりこそ
時代に左右されない、
いつまでも変わらない 真の家づくりではないでしょうか。