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2023.08.04
「いい地盤」とは?
一般社団法人・日本記念日協会が認定した
住まいに関する記念日を見るたびに、
「よくこんなに思いつくなあ」
と感心しています
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。そういえば、11月28日は
「いい地盤の日」
「エクステリアの日」だそうです。
ところで、「いい地盤」ってどんな地盤なのでしょう。
■いい地盤とは
いい地盤とは、
建物をしっかり支えられる
強い地盤のことです。
具体的なポイントとして、
・強度が均一で、
建物の重さだけでなく地震の揺れにも耐える
・液状化のリスクが低い
・盛り土や埋め戻しなどのように
人の手が入っていない
などがあります。
地盤改良工事をすれば軟弱地盤を補強できますが、
数十万~数百万円の費用が必要になります。
■いい地盤が必要な理由
地盤が弱いと、
建物の重さに耐えられず
沈下することがあります。
弱さが均等なら、
建物も均等に沈下します。
しかし、強度にばらつきがあると、
建物は不均一に沈下(=不同沈下)します。
すると、
・外壁に亀裂が入る
・窓やドアが開閉しにくい
などのように被害は大きくなります。
また、傾きの角度によっては、
めまいや睡眠障害などにより
心身の健康を損なうことがあります。
そのような被害を防ぐため、
いい地盤は必須なのです。
■簡単な見分け方
・粘土層の地盤は弱い
・盛り土などの造成工事をした土地は、
強度が下がっている可能性がある
・川・沼・池などを埋め立てた
水分を多く含む土地や、
砂を多く含む土地は、
液状化のリスクが高い
・周囲より低い土地は、
水が溜まりやすいので地盤が弱くなりがち
自治体によっては、
液状化の危険度を予測した
ハザードマップを用意しています。
水害や土砂災害などの
リスクも確認できますよ。