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2022.12.07
梅雨ならではのシックハウス症候群に注意しましょう
シックハウス症候群と言えば、
新築やリフォームがきっかけで発症する印象があります
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。しかし、それ以外にも、季節や暮らし方が原因で
シックハウス症候群を発症することがあります。
その原因の一つとなり得るのが『梅雨』です。
■原因と症状
シックハウス症候群は、
・建材や家具、芳香剤やドライクリーニングした衣類などから放散される化学物質
・カビやダニによる空気汚染
・たばこの煙に含まれる有害物質
などが原因とされています。
頭痛や吐き気、倦怠感や蕁麻疹など、
症状が多岐に渡るだけでなく、
個人差が大きいため、
原因を特定できるまで時間が掛かる方もいます。
■梅雨の注意点
暖かくて湿度の多い梅雨は、カビやダニが繁殖しやすい環境です。
また、高温多湿になると化学物質の放散量は多くなります。
そのため、
・窓を開ける時間を増やして、汚れた空気を排出する
・押し入れなど、通風が悪くなりがちな場所の通風を確保する
・こまめに掃除し、ダニの死骸やフン、エサなどを除去する
・除湿器などで調湿する
・太陽光を活用して乾燥や殺菌を行う
・24時間換気システムは、常に稼働させる
・じゅうたんはダニやカビの汚染が多いので、清掃の頻度を増やす
などの方法で、原因を取り除くようにしましょう。
なお、春の新生活をきっかけに家具やカーテンなどを買い替えたなら、
そこに化学物質が含まれている可能性があります。
もし、「家から離れると体調が良い」
と感じているなら、
在宅中は窓を開ける時間を増やしましょう。
原因を特定できるなら、できる範囲で除去しましょう。
■自宅以外も要注意
勤務先、勤務中の訪問先、住宅展示場、知人宅など、
自宅以外の場所でも症状を感じた方は少なくないようです。
そういえば、スタッフはリニューアルオープンした店舗で、
知人は旅行先のホテルで、そんな経験があるとか。
勤務先でひどい症状が続くなら、
医師の診断書を確保しましょう。
環境を改善してもらえない場合、
「安全配慮義務違反」を理由に
損害賠償を請求できる可能性があります。