-
2022.11.07
ローリングストックを始めませんか?
同居家族も濃厚接触者として自宅待機することを考えると、
食料は余裕をもって備蓄したいですね
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。一方、自然災害などの緊急時の備えとしては、
一人当たり最低3日~1週間分の備蓄が目安とされています。
我が家も東日本大震災をきっかけに備蓄を始めましたが、
賞味期限の管理ができず、何度か廃棄したことがあります。
あの頃、ローリングストックを知っていたら。
■ローリングストックとは
日常的に使う食材や加工品などを多めに買い置きし、
古いものから計画的に消費して、使った分だけ買い足す方法です。
■メリット
・日常的に使うものなので、多めに備蓄しても無駄がない
・特売日に合わせて購入できるのでお得
・賞味期限切れを防げる
・買い占めで品切れになっても、備蓄があるので安心
・体調不良や悪天候の際、無理して買い物に行かなくてよい
・非常食の試食ができるので、好みの味を探せる
・非常時に普段の食事ができるので、ストレスを軽減できる
■収納のコツ
スーパーなどの陳列のように、新たに購入したものを奥に置き、
手前の賞味期限が短いものから使えば、期限の管理が簡単です。
また、
・「主食」「嗜好品」「非常食」
・「炭水化物」「たんぱく質」「ビタミン」
・「調理不要」「水が必要」「熱湯が必要」
・「1日目」「2日目」「3日目」
・「常温可」「要冷蔵」「要冷凍」
などのように、
必要とする分類法で保存すれば買い忘れを防げます。
■忘れがちなのはコレ
災害時の備えとして忘れがちなのが
『熱源』となるカセットコンロとカセットボンベです。
日本ガス石油機器工業会によると、
カセットコンロの買い替え目安は、製造後約10年。
そして、カセットボンベは約7年を目安に使い切ることが推奨されています。
なお、カセットボンベは、停電時のストーブの熱源としても活用できます。
キャンプ好きな方にはお馴染みのアイテムですが、
非常時専用として確保している方もいるとか。
停電時の暖房手段として利用する計画なら、
カセットボンベは多めに備蓄しましょう。
■使い捨てカイロ
スタッフが非常時の備えとして確保していた使い捨てカイロは、
非常時が無かったので、無事に有効期限を終えました。
有効期限が過ぎても、
持続時間や温度が低下するだけなので危険性はありません。
とはいえ、寒さはほかの要素でカバーできるので、今後も活躍の場は無さそうです。
それに、非常用として新たに買い足しましたし…。
ということで、消臭剤や除湿剤など、暖める以外の方法を模索中です。