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2022.08.31
前回のライフイベント表に項目を追加しましょう
今後必要になる住宅資金や教育資金の目安
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。毎年予想される収入や支出などを書き込むと、
貯蓄できる年や、やりくりが大変な時期が見えてきます。
■「収入」「支出」「収支(収入-支出)」
収入の欄には、ご夫婦の年収や児童手当などの合計を記入します。
支出は、家計簿の支出額を参考にし、
その年のライフイベントに必要な費用を加えて記入します。
家計簿をつけていない場合は、
通帳の残高の増減を年単位で調べると良いでしょう。
より詳細に可視化したいなら、「夫収入」「妻収入」「生活費」
「教育費」「一時的な支出」などのように項目を増やしましょう。
■赤字対策は?
収支を一年単位で書き出すと、家計に余裕がない時期がわかります。
その時期を無事に乗り越えるため、収入を増やす方法や
支出を減らす工夫を考えてみましょう。
家計が厳しくなるまでの期間に余裕があるなら、
学資保険や財形貯蓄、資産運用などの方法も良いでしょう。
■老後の資金作りは、いつどれくらい?
「教育資金」「住宅資金」「老後資金」は、
人生の三大資金と言われるほど多額の資金が必要です。
そのため、教育資金や住宅資金で手一杯の時期は、
「とてもじゃないけど老後に備えた貯蓄まで手が回らない」
と嘆く方は少なくありません。
家庭では、老後の資金をどのように確保しますか?
・年金は、全額を老後の資金に充てる
・十分な貯蓄ができないから、その分、定年後も働けるよう健康管理する
・保険の見直しや資産運用など、お金の動かし方を工夫する
・家づくり計画を縮小して住宅資金を減らす
・奨学金を借りる
などのように、家計に応じた対策を考えてみましょう。
■老後は持ち家?賃貸?
持ち家は、住宅ローンを完済した後も、
固定資産税やメンテナンス費用が必要です。
しかし、万が一の際は資産として活用できます。
一方、賃貸は持ち家より転居が容易なので、
状況に応じて住み替えることができます。
しかし、高齢になるほど賃貸契約が難しくなると言われています。
また、住み続ける限り賃貸料を負担しなければなりません。
ある知人は、郊外の広い持ち家を賃貸物件として貸し出し、
その家賃収入を利用して、利便性の良い地域に
程よい広さのアパートを借り、独り暮らしを満喫しています。
掃除や買い物の負担が減り、とても快適だそうです。
こんな暮らし方もあるんですね。