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2022.08.01
掃除と洗濯の負担を軽減する方法
今の住まいより広い一戸建てを新築すると、
掃除をする面積は増えるし家事動線は長くなります。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。仕事や子育て等で忙しいと、家事の時間が増えるのは大変ですよね。
しかし、住まいが広くなっても、
予め対策を施しておけば、
家事の負担を軽減できるかもしれません。
そこで今日は、掃除と洗濯の負担を軽減する方法についてお話しします。
■掃除
床掃除の手間を省いてくれる
アイテムといえばロボット掃除機です。
とはいえ、購入者の体験談には
・充電コードや毛足の長いラグなどを巻き込まれた
・本体がぶつかって家具が傷ついたり、ふすまや障子が破れた
・ソファーやテレビ台の下などの狭いすき間を掃除できない
・掃除機を使う前に床に置いたものを片づけるのが面倒
など、さまざまな意見が寄せられています。
ちなみに、ロボット掃除機の取り扱い説明書には、
・薄手のラグなどの動きやすいものがある
・回転ブラシに絡まる恐れがある
・ヘアピンなど、先の尖ったものがある
・ペットを放し飼いしている
・スタンドミラーなどの倒れやすいものがある
・掃除機本体より低い高さに操作部を持つ電気製品(扇風機など)がある
といった場所での使用は避けた方が良いと記載されています。
ですから、ロボット掃除機に
床掃除を任せる予定なら、それらの注意点を
クリアできるような部屋作りが必要となります。
■洗濯
洗濯以外で手間が掛かるのが、干し場までの移動と
「干す→畳む→仕舞う」という作業です。
洗濯機から干し場までの動線を短くするには、
・洗濯機と同じ階に干し場を設ける
・室内に専用の干し場を設ける
などの方法があります。
「干す→畳む→仕舞う」の作業負担を最も軽減できるのは、
ハンガーにかけて干し、畳まずにハンガーのまま仕舞う方法です。
移動距離を最短にしたいなら、
室内の干し場近くに収納スペースを設けると良いでしょう。
そのほか、引っ張ったら簡単に外れるピンチ、
足つきのランドリーバスケット、
ランドリーバスケットを程よい高さに置ける棚や台を用いれば、
体の負担を軽減できます。
■教育との折り合い
畳まずにハンガーで収納する方法は時短に最適ですが、
子どもに畳み方を教えることができません。
ですから、親御さんの中には、
「忙しいけど、親が洗濯物を畳む姿を見て子どもに学んでほしい」
という理由で頑張る方もいらっしゃるそうです。
そんな教育方針も考慮しながら、
それぞれの家庭に合う負担軽減方法を探したいですね。