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2022.07.25
事故や火災を防ぐために
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。■転落事故
エアコンや照明器具の掃除など、
脚立や梯子を使って高所作業する際、
東京消防庁によると、12月の転落事故による搬送車の数は
他の月の2~3倍にも上っており、その6割以上が高齢者です。
加齢に伴い、身体・認知機能は低下します。
若年層でも、寒さや体調不良などのため身体機能が低下することがあります。
高所での作業は、
動きやすい衣服を着用し、安定した場所で行いましょう。
■オーブントースターや電子レンジによる火災
オーブントースターや電子レンジの庫内の汚れを放置すると、
食品カスが炭化します。
炭化した汚れをさらに加熱すると、
火花が発生して発火することがあります。
また、食品を必要以上に加熱したために炭化し、
発火したケースもあります。
火災を防ぐため、
・庫内の汚れを放置しない
・食品を必要以上に加熱しない
・庫内が燃えたら電源プラグを抜く
・空気の流入を防ぐため、庫内が燃えたら扉を開かない
などに注意しましょう。
なお、油分を含む食品は爆発的に燃える恐れがあります。
加熱しすぎないよう、十分に注意しましょう。
■その他の火災
・調理中はコンロから離れない
・消火器や厚手のタオルなどを常備し、初期消火に備える
・ストーブやファンヒーターの周囲にモノを置かない
・ライターやマッチを子供の手が届くところに置かない
・寝たばこをしない
・放火を防ぐため、庭先に可燃物を置かない
・住宅用火災警報器を設置する
・コンセントを定期的に掃除してトラッキング火災を防ぐ
■冬の住まいは危険がいっぱい
寒さを防ぐためのホットカーペットや暖かいスリッパが原因で、
つまづいたり転倒することがあります。
また、温度差により血圧が乱高下したために、
浴室やトイレでヒートショックを起こし、救急搬送される方もいます。
冬の住まいは危険がいっぱいです。
帰省など、自宅と異なる環境で年末年始を過ごす予定なら、
どこにどんなリスクが潜んでいるか把握しておきたいですね。