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2022.04.27
半身浴で低体温を解消!
人の体温は、1日の中で起床時が最も低く、
昼から夕方頃にかけてピークを迎えた後、徐々に下がります。
(変動幅は概ね1度以内)
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。「平熱」は時間帯によって異なるので、定期的に体温を測り、
時間帯による変化を把握しておいた方が良いとされています。
そういえば、一部の店舗や施設などでは、
入り口で体温を測って安全管理を行っていますよね。
平熱が37度台になる方にとっては、
ちょっと不便な環境かもしれませんね…。
■低体温
健康な人の体温は、約36~37度です。
しかし、起床時に35度未満で、
ピーク時を迎えても36度に達しない方もいます。
このような状態を「低体温」と言います。
■原因とデメリット
低体温の原因には、極端なダイエット、ストレス、加齢、
運動不足などによる筋肉量低下、疾患などがあります。
デメリットには、
・血行が悪くなるので、月経関連のトラブルが起きやすい
・代謝機能が低下するので、太りやすく痩せにくい
・免疫機能が低下するので、病気になりやすくアレルギー症状も出やすい
・思考力が鈍くなるので、仕事や人間関係に悪影響をもたらす恐れがある
などがあります。
■半身浴で低体温解消
低体温解消策には食生活改善や運動などもありますが、
最も負担が少ない方法といえば「半身浴」ではないでしょうか。
半身浴は、
・湯量・・・おへそから胸の高さ
・湯温・・・38~40度
・時間・・・15~30分
を目安に行います。
お湯に浸かっていない上半身からの発汗は、
体の芯まで温まったという合図です。
長すぎる入浴は、逆に体温を下げるので注意しましょう。
■深呼吸
深呼吸を繰り返すと、体がポカポカと暖まってきます。
試しに、口から息を吐き切った後、鼻からゆっくりと吸ってみましょう。
これを1分ほど続けます。
お腹を上手に使って腹式呼吸するのがコツです。
スマホを扱う時、多くの人は口で浅い呼吸をする傾向があるとか。
そんな「スマホ呼吸」も、低体温の一因との説があります。
お風呂にスマホやタブレットを持ち込んで半身浴をするなら、
姿勢や呼吸も意識すると、より変化を実感できそうですね。