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2022.03.02
在宅時間が増えても健康に過ごせる家づくりを
家で過ごす時間が長くなると、
今まで気にならなかった部分に不満を感じることがあります
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。
また、家で過ごす時間が長くなったことが原因で
体調が悪くなった方もいます。
そんなトラブルを防ぐため、
健康に過ごすために欠かせないポイントを、いくつかご紹介します。
■温度
18度未満の寒い住まいは、
高血圧や動脈硬化、循環器疾患や夜間頻尿、ヒートショックや転倒など、
様々な病気やトラブルを招きます。
そのため、WHO(世界保健機関)は、
冬の室温を18度以上に保てる環境づくりを強く推奨しています。
■湿度
湿度が低いと、インフルエンザなどのウイルスの繁殖、
肌やのどの乾燥などのリスクが高まります。
湿度が高いと、ダニやカビが繁殖しやすくなるので、
人体だけでなく、住まいにもダメージを与えます。
ホコリも溜まりやすくなるので掃除の負担が増えます。
そのため、40~60%の湿度を保てる環境が理想だとされています。
■日当たり
仕事のため夜しか在宅していない時期は気になりませんが、
日当たりが悪い住まいは湿気が溜まりやすく、
寒くて照明が必要な時間が長いため、暖房代や電気代がかさみます。
また、日光を浴びる機会が少ないと、
幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌量が減るため、
些細なことで落ち込むなど、精神面が不安定になりがちです。
もし雨が続く日や冬の日差しが弱い日など、
日光を浴びる時間が少ない時期に怒りっぽくなったり、
落ち込みやすくなる家族がいるのなら、
今の住まいより日当たりの良い新居を目指しましょう。
■収納
家族の人数だけモノは増えます。
必要な場所に出し入れしやすい収納があれば、掃除も片付けも楽です。
散らかった部屋にイライラすることも無くなります。
かといって、必要以上に収納スペースを増やすと、
居住スペースが減るので部屋が狭くなって使いづらくなります。
どこに何を、どれだけどのように置くか、よく確認しましょう。
■シックハウス
住まいや家具から放出される化学物質のほか、
ダニやカビ、芳香剤や合成樹脂なども原因となります。
そのため、室内の化学物質を増やさないことだけでなく、
こまめな換気や掃除で清潔な環境を維持することが大切です。
■6割!?
住宅の脱炭素化を進めるため、国土交通省は、
2,030年までに新築戸建て住宅の6割に太陽光パネル設置との
数値目標を設ける方針を明らかにしました。
この目標を達成するため、
補助金の拡充など、施主を支援するための方法も検討するとか。
ここ数年の設置率が15%前後という数値を踏まえると、
この数値目標はかなり厳しいかもしれません。
しかし、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の
温暖化に対する警鐘を知ると、
できるだけの対策を実行しなければという焦りも出てきます。
まずは今後の支援策を要チェックですね。