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2021.11.22
主な地形と自然災害リスク
日本の地形は、成り立ちや性質などにより分類されています
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。地形分類によって自然災害の発生リスクが異なるため、
地形と自然災害の関係を知っておくのは大切なことです。
そこで今日は、主な地形と自然災害のリスクについてお話しします。
■低地
河川の堆積作用などにより形成された平坦な土地です。
氾濫平野や三角州などの細かな分類があります。
中心部の高い土地が無い場所に崖崩れの心配はありませんが、
洪水や内水(排水能力を超えた水が側溝や下水道などから溢れること)、
地盤沈下や液状化のリスクがあります。
沿岸部は高潮も心配です。
■台地・段丘
周囲に比べて盛り上がっている平坦な土地のことです。
周囲が浸食により削られて取り残されてできます。
地盤は比較的安定しており、
中央部の平坦な土地は水害リスクが少ないのが特徴です。
ただし、縁辺部に近づくほど崖崩れのリスクは高まります。
■山地
尾根や谷からなる土地や、比較的斜面の急な土地のことです。
崖崩れ、土石流、地滑りなど土砂災害のリスクがあります。
■埋め立て地
川や海、沼などの水部に土砂などを投入し、
人工的に陸地にした土地のことです。
海に近い場所は、津波、高潮、液状化、
山地に近い場所は液状化や地盤崩壊などのリスクがあります。
■換気による温度変化に注意
早朝の外気は爽やか心地よいのですが、
日中は窓を開けた瞬間に熱い空気が侵入するので、
換気するのが億劫になってしまいます。
ところで、窓を開けて換気する時、
室温をチェックしていますか?
暑さが厳しくなり、熱中症で搬送される方が増えています。
冷房中に換気するときは、
小まめな温度管理で熱中症を防ぎましょう。