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2021.09.22
住宅ローンに特約があると安心ですが注意点もあります
住宅ローンの審査は、事前審査(仮審査)と本審査の2回行われます。
事前審査を受けるとその金融機関での借入可能額がわかるので、
土地を探す前などの早い段階で申し込む方もいます
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。しかし、事前審査をクリアしたからといって、
必ずその金融機関に申し込む必要はありません。
安心してくださいね。
ところで、『住宅ローン特約』をご存知ですか?
住宅ローン特約とは、
『住宅ローンの借り入れができなかった時は、違約金等の負担をすることなく、
手付金が返還され、無条件で契約を解除することができる』
というものです。
この特約が付いていれば、住宅ローンの本審査に落ちても、
定められた期限内に連絡すれば、無条件で契約を解除できます。
手付金も全額返還されます。
特約が付いていなければ、契約は解除できますが、
手付金が変換されないだけでなく、違約金などの費用が発生する恐れがあります。
ですから、契約を交わす際は、
住宅ローン特約の有無や内容についてしっかり確認してください。
さて、ここで注意したいことがあります。
それは、『住宅ローン特約の対象にならない費用がある』ということです。
例えば、設計料や地盤調査費などの実費は特約の対象外になる場合があります。
ですから、特約がどこまでカバーするかについては、契約前に確認した方が良いでしょう。
なお、融資申込額が借入予定金額を超えると、
特約を使えないだけでなく、契約を解除できない場合もあります。
ローン特約は借り入れ予定額以下にしか対応しないので、
金額が増える場合は、事前に申し込んで合意書を交わすようにしましょう。