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2021.12.22
知名度は信頼性を示すものではありません
毎日の生活の中で、私たちは数多くの広告を目にしています
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。毎日の生活の中で、私たちは数多くの広告を目にしています。
広告の内容に対する印象や目にする回数によって、
「広告を多く打てるということは、それだけ業績が良いのだろう」
「CMの印象が良いと企業の印象も良いな」
と、自分なりにイメージをつくり上げることがあります。
また、製品を選ぶ際に、
「聞いたことが無い会社の製品は不安だ」
「内容も価格も同じなら、知名度の高いメーカーのものを選ぼう」
と、知名度で良し悪しを判断することもあります。
しかし、好感度や知名度は信頼性を示すものではないのです…。
■知るきっかけ
広告の目的は
「自分たちの家づくりを知ってほしい」
「社名だけでもいいから覚えてほしい」
「とにかく利益につなげたい」
などのように、業者によって異なります。
広告を増やせば、その分だけ施主が目にする回数が増えます。
しかし、そのためには莫大な広告宣伝費用が必要になります。
広告宣伝費用は建築費に加算しなければ回収できないので、
その分、施主の負担は大きくなります。
あなたは、その負担に納得できるでしょうか。
広告は、業者を知るきっかけの一つに過ぎません。
信頼性まで証明できるものではないのです。
■広告の情報は正しいとは限らない
広告を見て、
「誰でも知っている会社だから、信頼できる家づくりをしているだろう」
「低価格と宣伝しているのだから、
同業他社と同じ性能でも低価格で提供しているのだろう」
と思ったことはありませんか?
しかし、知名度の高い元請け業者に依頼したものの、
施工ミスが多い下請け業者が原因でトラブルになったり、
同じ価格帯でも同業他社の方が良い家づくりをしていたりと、
後悔した方もいます。
架空の情報で誘い込む『おとり広告』で失敗した方もいます。
より正しい情報を得るために、
業者との面談や見学会などの機会は積極的に活用しましょう。
■施工現場
施工現場は、信頼性を確認できる貴重な広告です。
・資材が整理整頓されているか
・作業員の働く姿や態度に問題は無いか
・路上駐車や騒音・粉塵など、周囲への配慮はどうか
・防犯・防火対策は万全か
など、真実の姿をチェックできます。
複数の業者の現場を何度も観察するうちに、
それぞれの特徴や良し悪しが見えてきます。
ご近所に施工現場があるのなら、
意中の業者でなくても観察してみませんか?