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2021.04.21
見積を比較しやすくする工夫
業者選びのとき、複数の候補に見積書を依頼し、
比較検討する方は多いものです。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。どのように比較すればよいのかわからず、困ってしまう方もいます。
そこで今日は、見積書を比較しやすくする工夫についてお話しします。
■要望は具体的に
予算や設備、部屋数や間取りなど目に見える部分に注目しがちですが、
『どのように暮らしたいか』という点も、とても重要です。
箇条書きにしたり、優先順位をつけるなどすれば、
より相手に伝えやすくなります。
数社に依頼する場合は、要望事項を整理した書類をコピーして渡しましょう。
■項目や範囲
見積書の体裁は業者によって異なります。
そのため、「『一式』ではなく、できるだけ細かく記載してほしい」
「数量や単価は欠かせない」「外構工事の見積もりは不要」
などのように、工事内容別の金額や工事範囲など、
総額以外に知りたい内容についても、
依頼時に伝えておいた方が良いでしょう。
■詳細な資料
見積書と同時に、平面図や立体図などが提出されます。
しかし、それだけでは工事の内容や性能などがわかりません。
見積もりの内訳明細書、仕様書、仕上げ表などがあれば、
より詳細な情報を基に比較できるので判断しやすくなります。
■有効期限
見積書に記載された金額で新築できる期間は限られています。
なぜなら、見積書作成日から日数が経つほど
災害や世界情勢などが原因で材料費が値上がりしたり、
人材不足のため人件費が高騰するなど、
やむを得ない価格変動があり得るからです。
有効期限の記載の有無、期限までの日数も必ず確認しましょう。
■業者も比較
相見積もりで比較したいのは、プランや金額だけではありません。
業者の信頼性や対応力、相性なども重要な判断材料となります。
セールストークに惑わされず急かされず…というのは大変かと思いますが、
家づくりを任せられる相手かどうか、じっくり調べましょう。