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2021.10.21
住宅ローン『店頭金利』・『優遇金利』・『適用金利』とは
住宅ローンの金利タイプは、『変動金利』と『固定金利』の2種類です。
そして、固定金利には『全期間固定型』と『一定期間固定型』があります愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。
このほかに
『店頭金利』『優遇金利』『適用金利』という金利を聞いたことはありませんか?
耳慣れないかもしれませんが、今日はこの3つの金利についてお話しします。
■店頭金利
『店頭金利』とは、それぞれの金融機関が独自に設定した金利のことです。
優遇金利は、店頭金利を基準に設定されます。
そのため、店頭金利を『基準金利』と呼ぶこともあります。
■優遇金利
『優遇金利』とは、一定の条件を満たす場合に限り、
店頭金利から割り引いた優遇される金利のことです。
優遇金利には、契約後の一定期間だけ優遇する『当初優遇』と
完済まで優遇する『通期優遇』があります。
優遇するための条件として、
・年収や勤務年数や勤務形態が基準を満たしていること
・住宅ローンの引き落とし口座を給与振込口座に設定すること
・ネットバンキングの利用契約をすること
・公共料金の引き落とし口座にすること
・キャッシング機能付きのカードを作ること
など、それぞれの金融機関が独自の条件を設定しています。
そのほか、期間限定や人数限定などのキャンペーンを行う場合もあります。
■適用金利
『適用金利』とは、店頭金利から優遇金利を差し引いたものです。
優遇金利の場合、適用期間中の金利は一定です。
しかし店頭金利は、全期間固定型を除いて金利が変動します。
そのため、適用金利も変動する可能性があります。
金融機関の広告を見ると、
適用金利だけが大きく表示されていることがありますよね。
それは、優遇金利を最大限に利用したときの最も低い金利なので、
審査次第では適用されない可能性もあります。ですから、思わぬトラブルを防ぐためにも、
・その金利が適用される年数
・優遇金利の対象とならない場合の金利
・融資実行時の金利
などを、しっかり確認するようにしましょう。