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2021.04.12
その設備や性能は、今、本当に必要ですか?
新居の設備を選ぶのって、本当に楽しいですよね
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1バルボア・スタジオの中尾です。デザインも機能も進化し続けているので、
ショールームに行くと時間を忘れてチェックしてしまいます。
しかし、住宅設備の耐用年数には限りがあります。
耐用年数を超えて使い続けると、徐々に不具合が出てきます。
設備の修理や交換が屋根や外壁のメンテナンスの時期と重なると、積み立てた修繕費では間に合わないかもしれません。
かといって、教育費が増える時期にリフォームローンが加わるのは不安ですよね…。
確かに高性能で高機能な設備は魅力的ですが、その中には、無くても支障のないものがあるかもしれません。
例えば、
「自分の食器は自分で洗って片づける」
というルールがあるお宅では、食洗機の出番は限られていることでしょう。
「でも将来使うかもしれないし…」
と保険の意味で設置するより、本当に必要になった時、必要な機能を備えた機種を購入する方が経済的だと思いませんか?
家づくりの予算には限りがあります。
やがて交換しなければならない設備機器にお金をかけるか。
設備機器の予算を抑え、その分を家の耐用年数向上や居心地向上に役立てるか。
今後を見越してゆとりある予算編成にするか…。
それは、あなたの判断次第です。
まずは、家族が幸せに暮らすためにその性能が必要か考えてみましょう。
より少ない予算で叶えられる方法が無いか、考えてみましょう。新築時は標準的な設備機器で初期費用を抑え、
子どもが巣立って家計がラクになった頃、
年を重ねた夫婦のために、
ちょぴり贅沢な機能のついた設備を採用する、
という選択肢もあります。
そんな家づくりもまた、楽しそうだと思いませんか?