-
2021.11.15
毅然と断るのは大変かもしれませんが…
新築予定地を商圏とする業者は、どれくらいいますか?
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。自分の家づくりに合う業者を選ぶのって、本当に難しいですよね。
そのため、多くの方は3社程度まで絞り込んだあと、
それぞれの業者に同じ要望を伝え、その提案内容や対応等をチェックします。
そして、最も自分の家づくりに合う1社に依頼するのです。打ち合わせの回数を重ねるほど、
業者は見込み客のために時間と労力を割くことになります。
それに罪悪感を覚え、毅然と断れなくて悩む方は少なくありません。
中には、断られてもしつこく営業したり、
悪口雑言で見込み客に不愉快な思いをさせる業者もいるとか…。
そんな思いをしないよう、上手に断るにはどうすればよいのでしょうか。まず、複数の業者を検討する場合は、
最初にその旨を告げておきましょう。
そうすれば、競合を好まない業者は辞退します。それでも良いという業者は、断られる可能性を視野に入れて話を進めます。
この前提があるだけで、あなたの気持ちも幾分か楽になることでしょう。
このとき、それまでの見積書や図面の費用負担について尋ねておけば、
より安心できそうですね。
次に、断りを伝える方法について考えてみましょう。
連絡手段には、対面・電話・メール・LINE・手紙などがあります。
電話やメールが主流のようですが、
業者によっては留守がちで電話がつながらないことがあります。どれが正解というわけでもないので、
それぞれの状況に合わせた連絡方法で構いません。ただし、その際は最低でも
・他の提案をされてもその業者に依頼しないという決意
・断る理由
・それまでの対応に関する感謝
は伝えた方が良いかと思います。何より避けたいのは、
「こちらから連絡しなければ、脈が無いと判断してくれるかも」
と、放置する方法です。申し訳ないという気持ちは大切ですが、
『曖昧な態度』=『相手への配慮より自分の罪悪感を優先する行動』
と割り切れば、きっと毅然と対応できます。
新築後も、
メンテナンスやリフォームなど相見積もりをする機会はあります。
今後のためにも、ぜひ勇気を持って伝えてくださいね。