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2021.08.10
間取りを考える時、外観をイメージしていますか?
外観を決めるのって難しいですよね
[繁田 諭]
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。防犯のことまで考えると、
「どう見せるか」だけでなく
「どこまで見せるか」という視点も欠かせません。
初めての家づくりで、
道路の位置や周辺の建物の様子も意識しながら
デザイン性も防犯性も考えるのは思った以上に大変です。
あなたは、どんな外観にしたいですか?
■形
間取りや窓について考える時、動線や部屋での過ごし方など、
室内のことだけを考えてしまいがちです。
しかし、間取り次第で建物の形は変わります。
今、あなたが思い描いている間取りだと、
外観はどんな形になりますか?総二階にすれば費用を抑えられますが、
変化を持たせたいなら、
ある程度の凹凸ができる間取りが良いでしょう。
■窓
見た目を意識せず、使い勝手だけを追求した窓は、
位置や大きさがバラバラで雑然とした印象を与えかねません。
かといって、大きさも種類も同じ窓ばかりだと、
没個性で面白味の無い外観になりかねません。
風の通り道や採光に配慮するだけでなく、
・大きさや種類を使い分ける
・高さを揃えるなど、配置を工夫する
など、見せる工夫も意識しましょう。
■外壁
個性的な色や素材を用いると、
周辺の景観から浮いてしまうことがあります。
逆に、近隣の建物と似すぎていると、
お互いに気まずい思いをするかもしれません。
ですから、周辺の家々の外壁チェックは大切です。なお、小さな見本を室内の照明の下で選ぶと、
実際の外観と印象が異なることがあります。
よりリアルなイメージを掴むには
・できるだけ大きな見本を太陽光の下で見る
・同じような色や素材を用いた住宅を観察する
といった方法がおススメです。
■秘密基地
昨年は緊急事態宣言で休校が続き、子どもたちはストレスが溜まっていたようです。
些細なことでもきょうだい喧嘩になりやすいので、
親も気が滅入ってしまいます。
そんな時は、適度に距離を置きましょう。
お互いの気配を感じつつ、
程よく距離を置きたいなら秘密基地はいかがでしょう。
我が家の子どもが幼かった頃は、
段ボールで作ったおうちやボール遊び用のテントが大活躍していました。
小学生になると、子ども自身が押し入れに秘密基地を作って
本やゲームを持ち込んでいました。
(宿題?ええ、予想通り持ち込みませんでした)家具を移動して間仕切りにしたり、
突っ張り棒と布で空間を仕切るだけでも気分転換に役立ちますよ。