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2021.08.08
無意識の思い込みが、後悔やトラブルを招くことがあります
家づくりの打ち合わせをしている時、
「業者はプロだから、言わなくても分かってくれるだろう」
「プロならできて当然」
「プロなのに、どうしてもっと…」
と思ったことはありませんか?愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。
この心理状態を『アンコンシャス・バイアス』といいます。
日本語では、『無意識の偏見』
『無意識の思い込み』といった言葉で表現されています。
家づくりの打ち合わせをするとき、
話した内容を書面に残し、
「言った、言わない」のトラブルを防ぐ業者は多いものです。
しかし、記された文字は同じでも、固定観念や思い込みによって、
業者とあなたの解釈が異なることがあるんです。そんな解釈のズレを防ぐため、
「言わなくても分かるだろう」と思わず、十分に言葉を交わすようにしましょう。
「住宅ローンの名義は夫でも、管理は私がするのに」
「夫婦は対等なのに、なぜ営業マンは夫とばかり話をするの?」
と不快に思ったことはありませんか?
もう気づいていると思いますが、業者側にも『無意識の思い込み』はあります。
「契約するのはご主人だから、ご主人の意見を優先すべきだ」
「施主が何も言わないということは、自分の提案に満足しているんだろう」
というように。
「契約後、担当者が営業マンから現場管理者に変わった。
営業マンを信頼したから契約したのに、裏切られた感じで悲しい」
という声を聞いた(読んだ)ことはありませんか?
業者によっては、打ち合わせからアフターサービスまで同じ人が担当します。
営業マンを置かない少数精鋭の工務店は、それが一般的です。
しかし、事務・営業・施工・アフターと、
その部門ごとにスタッフを置く住宅会社もあります。
もし、最初から最後まで同じ人に担当してほしいなら、
業者選びの際に伝えておきましょう。
それぞれの思い込みが小さなズレを生みます。
その結果、
「こんな家づくりをしたかったわけじゃないのに」
という後悔で苦しむことがあります。
また、言葉が足りないと、優しい配慮でも相手を傷つけるかもしれません。
要望はきちんと伝え、不明な点はしっかり質問して、
無意識の思い込みによるすれ違いを防ぎたいですね。