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2014.12.26
温水式床暖房の長所短所とは
こんにちは! 愛知県名古屋市で自然素材にこだわり
住まう人と共に呼吸する家づくりをする
木造注文住宅専門、地域密着工務店の
サイトウホーム代表の斎藤浩司です。大切な家族の足元を温めてあげたい
今年も残すところ後、6日となりました。
先週名古屋では雪が積もり寒さも本番。
こんな時期にはリフォームで暖房に関するお問い合わせや
依頼が多くなります。それは床暖房工事。特に奥様や冷え性な方。この寒い時期
キッチンで洗い物やお料理をする時、足元が冷え辛いですよね。せめて、このキッチン前だけでも有ったらいいなと思う方も
少なくないと思います。今日は先日、工事した温水式床暖房についてお伝えしましょう。
文字通り温水式なのでフローリングの下に温水が流れるチューブの
組みこまれたパネルの交換をしました。皆さん床暖房と聞くと部屋中の床を
全部と思っていませんか?実は必要な箇所だけにパネルを敷きます。要は人が集まる場所や
キッチンなど固定して立ち続ける場所にパネルを敷く事が一般的です。温水式床暖房の現在の工事は床下地の板とチューブの通るパネルと
フローリングのサンドウィッチ式にします。このパイプの中を温水が流れ床がじわじわと温まります。
流れるお湯から温もりをもらう訳ですから優しい温まり方をすると
言っても過言ではないですね。また、温まり方も流れるお湯と同時なので熱の伝わり方も
比較的早くムラなく均一に温める事ができます。私が思う温水式の一番の良さとは、
優しい温もりと思います。電気式ヒーター式との大きな違いはその「優しさ」優しい温もり方。
私は暑がりですので個人的には床暖房を必要としません。必要とするのは皆さんと同じ大切な家族。
子供さんや奥さんではないでしょうか。低温やけどの心配のいらないという事が私が思う最大の
メリットと思います。このメリットはペットにも優しいのです。
ペット想いのお客様にもいいと思います。メリットの確認とデメリットについても考えましょう。
今回の工事はガスの温水式床暖房でした。
機種は床暖房対応を選ぶことになりますので非対応品よりは価格が上がります。
また、床暖房の使用時はガスでお湯を沸かすためガス代が使用時はかかります。最近ではオール電化仕様も増えてきました。このオール電化の時は
多機能エコキュートーを使います。オール電化は夜間割安な電気でお湯を沸かして貯め、
昼間お湯切れになると昼間の高い料金で湧き直すことになります。デメリットとは?要は使用すると電気代やガス代が発生します。この光熱費では
無いでしょうか。まあ、使用すると当然料金が発生しますのでここは、
温水式のお湯をガスで選ぶか電気で選ぶかのランニングコストで比較する事が
一番ではないでしょうか。いずれにせよ、床暖房を選ぶなら、私は家族に優しい温水式をご提案します。
もし、私が自宅に床暖房を導入するとしたら、場所は奥さんの為にキッチンの前にします。
何故なら、家事は毎日の仕事です。その中でキッチンで洗い物や
お料理にかかる時間は長く所定の位置からあまり動けません。
なので足元が冷えないようにと思うからです。普段、家事は奥さん任せなので休みの時は家事のお手伝いをします。
すると子供達も参加し奥さんの大変さも皆で気付きます。私が思う優しい家づくりは家族を想う気持ちから
始まると思います。