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2021.08.09
二世帯住宅は本音の話し合いが大切
■新居は二世帯住宅ですか?
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。二世帯住宅には、
共有部分が全くない完全分離タイプから、
全く同じ空間で過ごす完全共同タイプまで
様々なプランがあります。
完全分離なら、将来的に賃貸住宅として貸し出すことができます。
個室以外を共有するなら、費用を抑えることができます。
どの程度共有したいですか?
■タイムスケジュール
まずは、親世帯と子世帯の平日と休日の
タイムスケジュールを書き出してみましょう。
なぜなら、お互いの生活パターンが違うほど
ストレスを感じやすくなるからです。
入浴時間や食事の時間が異なるなら、
キッチンと浴室は各世帯に設けた方が良いでしょう。
就寝中にトイレに行く回数が多いなら、
トイレと寝室の位置関係への配慮も必要です。
■食の好み
食事の時間帯が同じも、
・食事の好みが違う
・料理が得意・苦手
などの場合は、キッチンを分けた方が安心です。
もし、予算の都合でキッチンを2か所確保できないなら、
片方をミニキッチンにするのはどうでしょう。
ミニキッチンがあれば、
・朝食と昼食は世帯ごとに好きなものを食べる
・来客時や生活時間がずれた時に使用する
といった使い方もできます。
■交流の場
共有スペースが少ないと、
両世帯の交流の機会は限られてしまいます。
そんな時は、庭やテラスなどの活用を検討しましょう。
庭やテラスがあれば、お茶やバーベキューを楽しめます。
花壇や菜園があれば、3世代でガーデニングを楽しめます。
もし庭の確保が難しいなら、
屋上庭園という方法もあります。
■相続対策
他に兄弟がいる場合、
土地や建物の相続に関して
トラブルになる恐れがあります。
また、同居が始まってから、
固定資産税やメンテナンス費用の分担でもめる恐れもあります。
そんなトラブルを避けるには、
契約前に家族会議を開き、
納得するまで本音で話し合うことが大切です。
無事に合意できたら、
その内容を書面に残しておきましょう。