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2021.07.13
ローコスト住宅を選ぶ時、気を付けたいこと
土地と建物の両方について相談できる建築会社って、
やはり心強いですよね。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。低価格で新築できるという広告を見たことはありますか?
新築一戸建が500万円とか700万円とか…。
それを魅力的に感じる人もいれば、不安に感じる人もいます。どうですか?
■総支払額
本体基本価格は広告通りでも、
屋外給排水工事や浄化槽工事など、
『住める家』にするために必要不可欠な工事があります。
その他、地盤調査や建築確認申請などの経費も発生します。
そのため、予算オーバーで毎月の返済に苦労したり、
「広告に記載された金額で新築できると思ったから選んだのに…」
と業者に不信感を抱く事例も少なくありません。
価格で業者を選ぶ場合は、
宣伝価格ではなく総支払額をチェックしましょう。
■リスク
材料や設備の質を落とせば費用を抑えられます。
しかし、質の低い材料で質の高い住まいづくりは難しいものです。
そのため、
・冷暖房費の増加
・ヒートショック
・結露やカビ
・シックハウス
などのリスクは高まります。
初期費用は安くても、
維持費や医療費が増えては意味がありません。
その業者の家づくりで、
自身が望む暮らし方はできますか?
■耐久性・点検
屋根や外壁は、
素材やグレードによって耐久性が異なります。
また、定期的なメンテナンスを怠ると防水性や耐熱性が失われ、
雨漏りや腐食などのリスクが高まります。
定期点検の時期や回数は、業者によって異なります。
保証内容やアフターサービスの充実度をチェックしましょう。
■初期費用を重視しがちですが…
教育費や老後の資金のことを考えると、
家づくりの費用はできるだけ抑えたいものです。
しかし、暮らし方に合っておらず、性能の低い住まいだと
「あの時妥協しなければ…」
と後悔しながら過ごすことになります。
初期費用を抑えることも大切ですが、
家族が健康で幸せに暮らすことを
大前提に考えたいですね。