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2021.06.07
雨戸への関心が高まっています
台風による被害
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。家屋が浸水したり住宅が全半壊や一部損壊の被害を受ける台風被害・・・
食料調達や窓の補強など、個人でできる対策はありますが、
あれだけの水に襲われたら浸水を防ぐのは無理ですよね…。
■安土桃山時代からの必需品
障子や襖しかなかった時代、雨風を防ぐために雨戸は必需品でした。
ガラスの普及や断熱性の向上に伴い、徐々に需要は減りましたが、
沖縄や九州など、いわゆる台風銀座と呼ばれる地域では、
雨戸は今も台風対策の必需品です。
■これからの季節にも最適
雨戸の働きは、防風などの
自然災害対策だけではありません。
防犯、防火、防音、断熱などにも役立ちます。
例えば、これからの季節に雨戸を利用すれば、
窓の結露防止だけでなく、暖房の熱が窓から逃げるのを防げます。年末年始に長期間留守にする時も、
雨戸があれば空き巣の侵入を抑制できます。
また、ルーバー雨戸を設置すれば、
風や光を通しつつ、視線や雨を防ぐこともできます。子どもだけで留守番させる時も、
外からの視認や侵入が困難になる分、親の安心感は増します。■後付けもできますが…
雨戸は入居後に後付けすることもできます。
しかし、2階に設置する場合、
足場代を加算されることがあります。
窓の種類によっては、
雨戸を設置できないこともあります。
また、窓のサイズに適した雨戸の在庫がない場合、
採寸後に発注するので設置までに時間がかかることがあります。
「大きな台風が近づいているから」と慌てて設置依頼しても、
間に合わないかもしれないんです。
■目的に合わせた選択を
費用を抑えたいなら引き戸、
省スペースで見た目をスッキリさせたいならシャッター、
開閉の手間を減らしたいなら電動、
採光や通風を確保したいならルーバーや折れ戸。
数十年前は引き戸一択でしたが、今は種類も色も豊富です。
目的や設置場所に最適なものを探してみましょう。