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2019.10.24
予算オーバー対策のカギは『引き算』
家づくりに関する情報って、本当にたくさんありますよね。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの近藤です。資金計画に関しても、様々な分野の専門家が情報提供しています。
それだけの情報を得られるにもかかわらず、
予算オーバーで後悔している方の事例は後を絶ちません。
予算オーバー対策として、私が最も大切だと
考えているのは『引き算』です。
■ライフプランで安全予算を把握
安全予算を知る最初の一歩は、
ライフプランを書くことです。
この作業で、今後数十年の収入と支出のバランスを
チェックできます。
全ての年で収入が支出を上回ったとしても、
その全額を家づくりの資金に使えるわけではありません。
教育費や老後の資金への振り分けも考慮しながら
家づくりの安全予算を算出してみましょう。
■安全・健康・夢
予算を削らない方が良いのは、
・柱や梁など、耐震性を増すために必要な構造
・断熱性を高め、光熱費を軽減するための屋根や外壁、開口部
など、『安全と健康に影響を与える部分の予算』と、
『幸せに暮らすための夢を叶える予算』です。
一方、設備機器は耐用年数が10年程度なので、
求める性能を備えているものであれば十分です。
■優先順位は?
住宅価格に影響する要素は、
「広さ」「グレード」「デザイン」「部屋数」の4つです。
予算オーバーを防ぐため、
まずは重視する順番と予算配分を決めてください。
その後、提示されるプランが予算を超えるようなら、
重視する順番と予算配分を基に、
予算内に収まるまで取捨選択を繰り返してみましょう。