-
2020.03.28
洗面所の窓って簡単そうで難しい
洗面所の窓の位置や大きさを決めるのって、簡単なようで難しいものです。
名古屋で自然素材で気持ちの良い家づくりをしている
サイトウホームスタッフの近藤です。
西に設けると、夏は西日が差す時間と入浴時間が重なるかもしれません。
眩しいのと暑いのとで、入浴後も苦労しそうですね。
洗濯機の奥に設けると、
手が届かなくて開閉や掃除ができなくなるかもしれません。
脚立などの足場が無いと開閉できないほど高い場所に設けると、
若いうちならまだしも、高齢になると怖くて開閉できないかもしれません。
「採光と換気が目的だったのに採光しかできない。
こうなると分かっていたら、
脱衣所にも換気扇を設けたのに」
という後悔の声も聞かれます。
それなら、開閉しやすい高さに
してみるのはどうでしょう?
確かに利便性は良くなりますが、外からシルエットが見える恐れがあります。
洗面所の窓が道路に面していたり、
すぐ近くに隣家がある場合、
視線が気になって、入浴を楽しめないかもしれません。(一方で、隣家の方から「シルエットが気になるので、
カーテンやすだれ等で目隠ししてください」
と苦情を受けるまで気づかなかったという猛者もいますが。
窓の種類によっても使い勝手が変わります。
開閉を諦め、採光目的で『FIX窓(はめ殺し窓)』にするなら、
換気の方法も考えなくてはいけません。
『ルーバー窓』にすれば、ハンドルを回すだけで開閉できます。
ハンドルは中央より少し下にあるので、
多少高い場所にあっても操作しやすくて便利です。
ガラスの角度を調整すれば、視線を遮りながら換気できます。
しかし、それぞれのガラス(羽)はドライバーで簡単に外せるので、
面格子を付けるなどの防犯対策が欠かせません。
また、他の窓より断熱性も劣るので、
暑さ寒さ対策を重視したい方には不向きと言えるでしょう。
『引き違い窓』や『上げ下げ窓』にすれば
防犯性は高まります。
しかし、ある程度の面積が必要なので、
狭い場所には不向きです。
ルーバー窓のように視線を遮ることができないので、
そのための対策も必要でしょう。
窓の種類はほかにもありますが、
それぞれに一長一短があります。
窓として使える広さや方角、隣家との距離、
隣接する道路の有無、
防犯性や断熱性など、さまざまな角度から
検討しましょう。
会社案内ダウンロード
下記フォームからご依頼いただきますとバルボア・スタジオの家づくりの会社案内PDFをダウンロード・閲覧いただけます。お問い合わせ
※必ずお読み下さいお電話でもお気軽にお問い合わせください TEL:052-934-7581【受付時間】10:00~17:00【定休日】日曜・祝日こちらから営業や催促などは一切いたしませんので、お気軽にお問い合わせください。