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2020.02.11
暮らしに合わせた廊下づくり
家に『廊下』はありますか?
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの近藤です。
ある友人宅の廊下は、リビングと階段の間にあります。
スタッフは、下から6段目にタブレットを置き、
動画を見ながら一番下の階段で踏み台昇降運動をしています。
ステップ台を出し入れする手間も無く、
タブレットを見やすい高さに置けるので便利だとか。
唯一の欠点は、ステップ台のように高さ調整できないことだそうです。
■廊下
「部屋をできるだけ広くしたい」
「無駄なスペースは最小限に抑えたい」
と考える時、多くの人のターゲットになるのが『廊下』です。
しかし、一方で「ここに廊下があって良かった」
という声が多いのも事実です。
廊下のメリットとデメリットは何でしょう。
先輩施主の声などをまとめてみました。
■メリット
・生活音やニオイなどが筒抜けになるのを防げる
・来客時だけでなく、家族間のプライバシー確保にも役立つ
・ギャラリーや本棚、収納スペースやワークスペースなど、
通路以外の機能を付加できる
・敢えて遊びの空間を設けることで、心に余裕が生まれる
■デメリット
・部屋として使えるスペースが狭くなる
・日差しが差し込みにくいので暗い
・住宅の断熱性が低い場合、冷暖房設備が無い廊下は夏暑くて冬寒い
・幅が狭いと車いすを利用できない
・作業動線が長くなる場合がある
・壁などが増える分、費用も増える
■暮らし方に合わせる
例えば、生活時間が異なる家族がいる場合、
間に生活音を和らげてくれる廊下があると助かります。
サーフィンボードやロードバイクなど、
それぞれの部屋の収納スペースでは対応できないモノを
室内で保管したい場合、廊下に収納スペースを設ければ、
収納だけでなく、その場で手入れすることもできます。
「廊下が無い家って変」
「廊下を減らして部屋を広くすれば良かったのに」
など、他人の言葉に傷ついた経験を持つ施主は少なくありません。
しかし、家族の暮らし方に合っていれば、
他人の言葉なんて気にする必要は無いと思いませんか?
■縁側
廊下と縁側は『遊びの空間』と言われています。
キッチンやトイレのように必要不可欠な空間とは逆に、
あっても無くてもよい独特の空間です。
数十年前まで、多くの家には縁側がありました。
日なたぼっこ、雨の日の室内干し、子どもの遊び場などに大活躍。
立ち話程度の来客をもてなす場としても重宝したものです。
ここ数年で縁側のある一戸建てを新築した方って
どれくらいいるんでしょうね。
急に知りたくなりました。
ご不明点がございましたらお気軽に当社までお問合せください。
当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。