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2020.02.03
繰り上げ返済でどちらを減らすか
先日、繰り上げ返済をする前にやっておきたいこと
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの近藤です。設備交換、外壁や屋根のメンテナンス、
家電や車の買い替え、教育費…。
全部を合計すると結構な金額になりますよね…。
ところで、繰り上げ返済をする際は、
・返済期間を減らす
・返済額を減らす
のどちらかを選ぶことになります。
さて、向いているのはどちらでしょう。
■返済期間を短縮する
繰り上げ返済する時期が
早ければ早いほど利息を減らせるので、
その方がお得感が増します。
・メンテナンス費用などの積み立ては順調
・予備費の貯蓄は万全
・月々の返済額は今のままで問題無い
・心理的な負担を少しでも早く減らしたい
といった方に向いている方法です。
なお、ボーナス払いを併用している場合、
・月払いとボーナス払いの両方に充当して、どちらも期間短縮する
・ボーナス払いの分だけ期間短縮するのどちらかを選べます。
■月々の返済額を減らす
転職や教育費の増大などで収支の計画が狂い、
毎月の返済を負担に感じている方に向いています。
とはいえ、メンテナンス費用や予備費の確保が計画通りに
進んでいないなら、繰り上げ返済で月々の返済額を軽減するより、
手元の資金を増やすことを優先した方が良い場合もあります。
■お得感より安心感を
完済時期が定年後に設定されているのなら、
まずは定年までに完済できるよう、
『返済期間短縮型』を選んだ方が良いでしょう。
その後、毎月の返済額を少しでも抑えたい時は『返済額軽減型』を、
返済額がそのままで問題無い時は『期間短縮型』を、
家計の状況に合わせて選ぶようにします。
常に返済期間短縮型を選んだ方が総返済額を減らせますが、
それが原因で日々の暮らしが困窮しては意味がありません。
その都度家計をチェックして、
繰り上げ返済後も安心して暮らせる方法を選びましょう。
■変更もキャンセルもできません
最近は、シミュレーションサイトやアプリなど、
手軽に計算できるアイテムが増えて助かりますね。
ただ、計算結果を見ると、
少しでも多くの利息を減らしたくなるかもしれません。
しかし、繰り上げ返済は、一度支払ってしまえば
後から方法の変更やキャンセルはできません。
もし判断に迷った時は、
親や知人などではなく、
お金の専門家であるFPに相談し、
正しい知識を得た上で最善の方法を選びましょう。
ご不明点がございましたらお気軽に当社までお問合せください。
当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。