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2020.01.14
専門家が『いずれ必要なくなるのに…』と思うのは
娘が小学校に入学する前にと新築した知人
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの近藤です。
子ども部屋の壁紙は、娘さん本人が選びました。
天井も壁もピンクで、かわいらしいキャラクター入り。
お友達にも大人気でした。
月日が流れ、この4月に高校生なった娘さんは、
「子どもっぽい壁紙が恥ずかしくて、新しくできた友達を呼べない」
と、壁紙の張り替えを希望しているとか。
当初の予定では、娘さんが巣立った後に奥様好みの壁紙に張り替えて、
趣味の部屋にするつもりだったそうです。
「受験前の塾の出費、入学に関わる出費とか、
大きな出費が続いたところにその要望はつらい…」
とグッタリしている知人と譲らない娘さん。
まだ決着していませんが、勝負の行方が気になります。
■作った方が良いもの
先日、SUVACOが専門家を対象に調査を行いました。
家づくりで「作った方が良いもの」の第一位は
『断熱』となりました。
ちなみに、2~5位は、『パントリー』『耐震』『床暖房』
『シューズインクローゼット』となっています。
■必要ないと思うもの
「やがて必要がなくなるのに、つけたがる・
作りたがる施主が多い設備や部屋、性能」
の第一位は『子供部屋』となりました。
2~5位は、『客間』『床暖房』『必要以上の個室』
『書斎』となっています。
■複数の用途に使える部屋づくり
例えば、テーブルやベッド、ソファーではなく、
コタツや布団を使う生活スタイルなら、
その部屋は居間としても客間としても使えます。
一つの部屋を家具やパーテーションなどで仕切れば、
2つの用途、又は2人分の子ども部屋としても使えます。
個室が増えれば、その分だけ仕切るための建材費が増えます。
それぞれの部屋に照明や冷暖房が必要なので、
家電代や電気代も増えます。
家族の人数に応じて部屋を増やすのではなく、
複数の用途に使える部屋づくりをすると
費用の増加を防げますよ。
■75.5%!
前述の調査で、
相談者が当初希望していた家と、
実際にできた家について
「異なることがある」と回答した専門家は
75.5%となりました。
その原因の一つとして
「どのような家に住みたいのか、
施主自身がわかっていない」
というものが挙げられています。
当初の希望と異なった家が完成しても、
それで満足度が上がったのなら、
きっと良い業者との出会いがあったのでしょうね。
ご不明点がございましたらお気軽に当社までお問合せください。
当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。