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2020.01.09
LED照明の事故を防ぐために
新居での生活が始まって、多くの人が驚くのが『電気代』
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの近藤です。部屋数が増えただけでも電気代は増えるのに、
新築をきっかけにオール電化にした方は、特に驚くことでしょう。
もしかしたら、将来「初期費用削減のためにLEDは諦めたけど、
交換時期が来たら、次こそはLEDランプを買おう」と思うかもしれません。
しかし、誤った方法で取り付けたことが原因で、
発火や発煙、ランプの破損などの事例が多発しています。
今日はLED照明についてお話しします。
■LED照明のメリット
・消費電力は白熱電球の2割以下・・・月々の電気代を節約できる
・寿命は白熱電球の約40倍・・・交換の手間を減らせる
・紫外線・赤外線の放出量が少ない・・・虫をほとんど引き寄せない
・オンオフの回数が多くても、寿命に影響しない
■LED非対応の照明器具に取り付けると…
LEDランプに対応していない照明器具に取り付けると、
点灯しないことがあります。
点灯しても、発火や発煙などにより、
重大事故を招くことがあります。
また、照明器具本体の経年劣化が原因で、
発火や発煙が起きる場合もあります。
照明器具を交換せずにLEDランプのみを交換する場合は、
・その照明器具はLEDランプに対応しているか
・使用できるLEDランプの種類に制限はあるか
・使用年数に問題はないか(交換の目安は10年)
・別途、配線工事は必要か
・正しい交換方法
・事故や故障が発生した場合の補償の有無
などを必ず確認しましょう。
■製品保証の適用外に!?
蛍光灯用の照明器具は、
蛍光ランプを取り付けることを想定して作られています。
その正しい組み合わせでの使用中に
事故や故障が起きた場合、
製品保証が適用されます。
しかし、推奨していない
LEDランプを取り付けた場合、
事故が起きても製品保証は適用されません。
消費者庁の事故情報データバンクには、
LED照明に関する事故情報が
平成21年9月から平成31年3月10日までの10年間で
328件も寄せられています。
事故を防ぐため、
照明器具やランプは正しく選び、
正しく使うようにしましょう。
■補助金制度
LED普及や省エネ推進のため、
助成金や補助金を用意している自治体があります。
条件や金額は、自治体によって異なります。
新居にLED照明を検討しているなら、
まずは自治体の支援制度を調べてみましょう。
支援制度の有無や内容は、年度によって異なります。
まずは最新情報をチェック!ですね。
ご不明点がございましたらお気軽に当社までお問合せください。
当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。