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2020.05.08
今は性能チェックに最適な時期です
最近は、高気密高断熱をアピールする業者が多いですね。
とはいえ、その性能は業者によって差があります。
写真家 / 繁田 諭
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの近藤です。
業者の能力を知るには、
数値をチェックするのが一番です。
住宅の断熱性能はC値やQ値で表します。
C値とは、隙間面積の割合を示す数値で、
値が小さいほど気密性能が
優れていることを表しています。
Q値とは、室内の熱がそれだけ外に逃げているかを示す数値です。
こちらも、値が小さいほど断熱性能が優れていることを表しています。
ちなみに、計算式は
C値 = 家全体のすき間の合計(cm2) ÷ 延べ床面積(m2)
Q値(熱損失係数) = 熱の逃げる量の合計 ÷ 延べ床面積です。
また、Q値に変わる指標として
UH値というものがあります。
こちらも値が小さい方が性能が優れているのですが、
その数字だけを見ても、一般の人は
「じゃあ、体感温度で言えばどれくらいなの?」
と、今一つピンときません。
数値の異なる住宅を体感で比較するチャンスなん
滅多に無いので当然ですよね。
ところで、意中の業者は
モデルハウスを用意していますか?
もしあるなら、そこで実験させてもらいましょう。
エアコンなどで室温を調整しない状態で、
それぞれの部屋の温度を体感するんです。
最適な時期は、暑さ寒さが厳しい時期です。
遮音性も確かめてみましょう。
あなたが1階にいて、元気なお子さんたちには
2階でいつもの通りに走り回ってもらうんです。
それが難しいなら、スリッパをはいた大人に2階を歩いてもらい、
その音の聞こえ方を確かめてみましょう。
リビング階段や吹き抜けがあるなら、
それぞれの場所での聞こえ方も調べてみましょう。
2階にトイレを設ける予定なら、1階にいて
ドアの開閉音や水が流れる音を確かめるものいいですね。
幹線沿いなら、外の音がどれくらい緩和されるのかもチェックできます。
同じ物音、同じ室温でも、
許容できる範囲は人それぞれです。
数値を追求すれば、どうしても費用が増えます。
「これくらいの性能なら十分」
という範囲を、体感して探してみましょう。
そうそう、今の時期に行くなら、
開口部(結露など)や浴室の床の温度を
調べるのに最適です。
この冬の楽しみ(?)が増えましたね。
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当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。