-
2020.03.11
新居の日差しを利用して骨粗鬆症を予防しましょう
「共働きで、自宅には夜しかいないから」
「日当たりの良い家に住んでいた時、夏の暑さに辟易したから」
「日当たりが悪い土地の方が割安だから」
などの理由で、敢えて日当たりの悪い土地を選ぶ方がいます。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの近藤です。
住み始めてから冬の日当たりの悪さを知ったものの、
やむを得ず住み続けている方もいます。
日当たりが悪い住まいで暮らすと、よく
・カビやダニが繁殖しやすいので健康に良くない
・セロトニン(幸せホルモン)の分泌量が減るので
鬱やストレスなど、心の病気になりやすい
と言われますよね。
今日は、もう一つのリスクについてお話しします。
それは『骨粗しょう症』です。
40代まで維持されていた骨密度は、
50歳頃を境に緩やかに減少します。
やがて、男性は70歳以降、女性は閉経前後を機に、
急速に減少していきます。
そのまま進行すると、骨粗しょう症のリスクが高まります。
■骨粗しょう症の予防策
骨粗しょう症財団が推奨する予防策は以下の3つです。
・栄養バランスを考え、カルシウムを十分に摂取する
・男性は7000歩、女性は6000歩を目安に毎日歩く
・『日焼け止めを塗らない部分』を
1日15~30分程度、日に当てる
■負担なく日光浴できる環境を
ビタミンDには、
カルシウムの吸収率を2~5倍に増やす働きがあります。
ただ、キノコ類や一部の魚類以外の食物には殆ど含まれません。
不足分を補うには、紫外線を浴びて
体内でビタミンDを形成するしかありません。
かといって、紫外線対策をしないまま外出すると
皮膚の乾燥やシミ・シワ、ガンや白内障などが心配です。
となると、自宅での生活の中で、
気負わず日光浴できる環境を整えるのが
一番良いと思いませんか?
計画しているプランで新居が完成したら、
どの時間帯にどれだけの日差しを得られるでしょう。
近年、赤ちゃんのビタミンD不足が増加しているといいます。
家族の健康のため、ぜひシミュレーションしてみてくださいね。
■私には無理です。
地域や季節、肌の色にもよりますが、環境省によると
『標準的な日本人が、皮膚の25%(概ね、両腕と顔に相当)を
日焼け止めをせずに露出して、東京都心で8月1日の昼ごろ、
雲が少しある晴れた日に外出するとして3分間。
同様に、1月1日の昼ごろに12%(顔と手程度に相当)
を露出して外出すると約50分間』
が目安だとか。
毎回計算し、時間を気にして外出するなんて、
私には到底無理です…。
ご不明点がございましたらお気軽に当社までお問合せください。
当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。