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2020.09.17
キッチンの素材選びは使い方や性格も考慮しましょう
昔々、ステンレスのキッチンが一般的だった頃、
大理石風のキッチンの誕生に驚いたものです。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。オシャレで高級感のある人造(人工)大理石のシェアは、
あっという間にステンレスを超えました。
とはいえ、ステンレス製も負けていません。
ステンレス製は、見た目のクールさやメンテナンス性、
衛生面等を重視する方に根強い人気があります。
ところで、新居のキッチンは
どんな素材にしますか?
「 キッチンの素材選びは、
使い方や性格も考慮しましょう。 」
ステンレスは耐水性や耐熱性、
耐久性などに優れています。
油汚れや洗剤にも強く、お手入れも簡単です。
人造(人工)大理石のように黄ばんだり
食材や調味料の色が移ることはありませんが、
置きっぱなしの金属製品からサビが移ることがあります。
これを『もらい錆』と言います。
(軽度のもらい錆はクレンザーなどで落とせます)
■人造(人工)大理石
天然石や大理石などを粉砕し、樹脂やセメントなど
人造の材料を混ぜて固めたものが『人造大理石』です。
使用する石材によって色合いが異なります。
一方の『人工大理石』は、天然大理石を一切含みません。
アクリル樹脂やポリエステル樹脂などの人工素材を用い、
大理石のような見た目に仕上げたものが『人工大理石』です。
色や柄を選べるのでインテリア性に優れますが、
傷がつきやすく熱に弱いという欠点があります。
使われている石材の性質によっては、
酸やアルカリに反応して変色することもあります。
■予算だけでなく、使い方や性格も考慮しましょう
キッチンの素材といえば
ステンレスや人造(人工)大理石が主流ですが、
このほかにも天然石やセラミック、タイルなど、
さまざまな種類があります。
自分好みの外観を追求するのは楽しいものですが、
日頃の使い方や性格によっては、
キズや変色、汚れ落ちの悪さ等に悩む恐れもあります。
こまめな掃除や片付けが苦手な方は、外観より
負担にならない素材選びを優先した方が、
後々ストレスを溜めずに済むかもしれませんね。
■あの時包丁を落とさなければ…
新居に人造大理石のキッチンを採用した知人。
入居一年目のある日、料理中に包丁を落とし、
シンクと作業スペースの境に凹みキズを作りました。
ステンレス製のキッチンしか使ったことがなかったので、
本人曰く、その程度のことで凹みキズができることに
ビックリしたとか。ケガをしなくて幸いでしたが、
そのキズを見るたびに気分が凹むそうです。
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当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。