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2020.10.21
窓は数より面積
ハウスメーカーによく見られることですが、
『標準仕様』を用意している業者って多いですよね。
愛知県名古屋市で自然素材の家づくりをしている地域密着工務店
ナンバー1サイトウホームスタッフの中尾です。間取りや金額などが一目でわかるので、
始めて家づくりする人にとっては、とても分かりやすくて便利です。
ところで、あの『標準』には、
コンセントの数や窓の数が指定されていることがあります。
その場合、指定の数までは同じ金額で、
それを超えた場合、増えた分だけ加算されます。
そういえば、以前ハウスメーカーで新築した知人は、
欲しいところに欲しいだけ窓を配置した後に
「あと一ヶ所窓を増やさないと損ですよ」
と言われて困ってしまったとか。
結局、無理やり一ヶ所増やしたものの、
やはり断ればよかったと後悔しています。
もし将来、同じ場面に遭遇することがあったなら、
必要ないものを無理に増やさなくても大丈夫です。
「いりません」と、はっきり伝えましょう。
ところで、建築基準法には
『窓の数』は定められていませんが、
『採光のために必要な開口部の広さ』
は定められています。
それは、『住宅の居室のうち、居住のために
使用される床面積』の1/7です。
(玄関やトイレ、浴室などは、
居住のための場所ではありません)
なので、窓の数が少なくても、
その面積が法の基準を満たしていれば問題ありません。
大切なのは、窓の数より面積です。
ただ、たくさんの大きな窓やコーナー出窓は
耐震性を低下させることがあります。
なので、計算の結果によっては
自身の希望通りの窓を設置できないこともあるでしょう。
窓の位置や大きさは、
住み心地に大きな影響を与えます。
納得するまで、業者とじっくり話し合ってくださいね。
ご不明点がございましたらお気軽に当社までお問合せください。
当社の経験豊富なスタッフが家づくりに関して全力でサポートいたします。