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2019.10.01
騒音による睡眠障害を予防するために
あなたは、今まで何回引っ越しをしましたか?
引っ越し先で就寝したとき、
それまで住んでいたところより騒音がうるさくて
眠れずに困ったことはありませんか?
名古屋で自然素材で気持ちのいい家づくりをしている
サイトウホームスタッフの近藤です。30デシベルを超える騒音は、
睡眠に影響を与えるといいます。
もし今、騒音による睡眠妨害に悩まされているなら
スマホに測定アプリを入れるなどして調べてみると
いいですよ。
現役医師の徳田安春先生は、自身のメルマガで、
騒音がもたらす健康被害について紹介しています。
騒音による健康被害と言えば難聴をイメージしますが、
その他にも睡眠障害や認知障害、高血圧や脳血管障害、
心筋梗塞等の心血管疾患など、さまざまな症状があるそうです。
就寝したい時間帯に騒音が聞こえると、
寝つきが悪くなったり眠りが浅くなります。
その状態が長く続くと、心身に悪影響が出ます。
疲れが抜けにくくなったり怒りっぽくなったり…。
もしかすると、経験があるかもしれませんね。
(夏の夜、毎日のようにバイクの集団走行が続いた年は、
知人もそうなりました。)
では、睡眠時間帯の騒音からあなたや家族を守るには
どうしたら良いのでしょう。
最も良いのは、騒音が少ない地域に住むことです。
しかし、利便性の良い土地はそれなりに交通量があるので
あまり現実的とは言えませんよね。
それなら、住宅の防音性を高める方向で考えてみましょう。
窓の防音性は、壁より劣ります。
その対策として
・防音性の高い窓を設置する
・通りに面している壁や寝室の窓を小さめにする
などの方法があります。
遮音性の高いカーテンを併用するのもいいですよね。
なお、吹き抜けの近くに寝室を設けると、
1階の物音が気になる場合があります。
家族より早い時間帯に就寝する人にはお勧めできない位置です。
どの程度の騒音をストレスに感じるかは人それぞれです。
物音に敏感なら打ち合わせの際に業者に対策を相談しておきましょう。